今年も6月になったので深い森の中の樹上に産みつけられるモリアオガエルの卵塊の写真を撮りに行きました。
其処は甲斐駒岳の麓の、木内正夫さんの山荘の敷地内の林です。
一番目の写真にその森の中の道の光景を示します。
例年ですと6月下旬ですが、今年は季節が早いので6月12日に訪れました。
現地に行って見ると、毎年のように巨大な卵塊が木の高い枝に産みつけてありました。
その枝の下には木内さんが作った池があります。間もなく卵塊からオタマジャクシがこの池にポトリポトリと一匹ずつ落ちて成育するのです。足が出て、手が出て小さなモリアオガエルになると池から出て、すぐに木に登ります。高い枝から枝へと飛んで、森の中に消えて行きます。そして親になると同じ池の上の枝に戻ってきて卵塊を生みつけるのです。
木内さんの話によると山荘の東側の池の上にも数個の卵塊が産みつけられてあるそうです。
卵塊は野球のソフトボールくらいの大きさです。その塊は白い泡で、中に数百の卵がつまっています。
卵塊は必ず静止した水溜まりの上の枝に産んであります。小川や沢のような流れの上には産みません。
モリアオガエルは本州と佐渡ケ島の山奥にしか棲んでいない珍しい樹上生活のカエルです。
二番目の写真に6月12日に撮ってきたモリアオガエルの卵塊の写真を示します。
木内さんは数年前にこのモリアオガエルを飼育していました。
飛び跳ねる力が強く一回に3メートル位を飛びます。ですから樹から樹へと、猿のように飛び回って、虫を食べて大きくなります。大きくなるとガマ蛙くらい大きくなります。手足に吸盤がついていて木の葉にしがみ付きます。
深い森の高い枝に棲んで、虫などを捕食しているこのカエルを直接見ることは非常に難しいものです。
そこで木内さんが飼育していたモリアオガエルの写真を第三と第四の写真に示します。
話は変わりますが、私の山小屋はもう少し森の奥にあります。イノシシや猿や鹿やキツネが沢山棲んでいる暗い森の中です。
第5の写真に2012年6月に小屋の庭で撮ったキツネの写真を示します。そして第六の写真に今年の6月12日に撮った鹿の写真を4しめします。
モリアオガエルの棲んでいる山奥にはこのような動物たちも棲んで居ます。それえは旧石器時代や縄文時代かわ変わらぬ大自然なのです。そんな悠久の大自然が好きで時々行きます。それが私の趣味です。(終わり)





其処は甲斐駒岳の麓の、木内正夫さんの山荘の敷地内の林です。
一番目の写真にその森の中の道の光景を示します。
例年ですと6月下旬ですが、今年は季節が早いので6月12日に訪れました。
現地に行って見ると、毎年のように巨大な卵塊が木の高い枝に産みつけてありました。
その枝の下には木内さんが作った池があります。間もなく卵塊からオタマジャクシがこの池にポトリポトリと一匹ずつ落ちて成育するのです。足が出て、手が出て小さなモリアオガエルになると池から出て、すぐに木に登ります。高い枝から枝へと飛んで、森の中に消えて行きます。そして親になると同じ池の上の枝に戻ってきて卵塊を生みつけるのです。
木内さんの話によると山荘の東側の池の上にも数個の卵塊が産みつけられてあるそうです。
卵塊は野球のソフトボールくらいの大きさです。その塊は白い泡で、中に数百の卵がつまっています。
卵塊は必ず静止した水溜まりの上の枝に産んであります。小川や沢のような流れの上には産みません。
モリアオガエルは本州と佐渡ケ島の山奥にしか棲んでいない珍しい樹上生活のカエルです。
二番目の写真に6月12日に撮ってきたモリアオガエルの卵塊の写真を示します。
木内さんは数年前にこのモリアオガエルを飼育していました。
飛び跳ねる力が強く一回に3メートル位を飛びます。ですから樹から樹へと、猿のように飛び回って、虫を食べて大きくなります。大きくなるとガマ蛙くらい大きくなります。手足に吸盤がついていて木の葉にしがみ付きます。
深い森の高い枝に棲んで、虫などを捕食しているこのカエルを直接見ることは非常に難しいものです。
そこで木内さんが飼育していたモリアオガエルの写真を第三と第四の写真に示します。
話は変わりますが、私の山小屋はもう少し森の奥にあります。イノシシや猿や鹿やキツネが沢山棲んでいる暗い森の中です。
第5の写真に2012年6月に小屋の庭で撮ったキツネの写真を示します。そして第六の写真に今年の6月12日に撮った鹿の写真を4しめします。
モリアオガエルの棲んでいる山奥にはこのような動物たちも棲んで居ます。それえは旧石器時代や縄文時代かわ変わらぬ大自然なのです。そんな悠久の大自然が好きで時々行きます。それが私の趣味です。(終わり)





