後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

冬バラの花、園芸種と野バラのことなど

2016年01月12日 | 日記・エッセイ・コラム
近所に何時も見事なバラを咲かせている家があります。通りかかる人が皆楽しそうにして見ながら歩いて行きます。花は人々を幸せにします。
昨日その家のバラの写真を撮って来ました。丁度、冬バラの手入れをしていたご主人がいましたので丁寧に挨拶しました。その写真をお送りします。



上の写真はピンボケですが、そのぼんやりした白さが優しい雰囲気をあらわしているようなので掲載させて頂きました。

花と言えば私はすぐにその原種の花を考えます。自然の野原に咲いている光景を想像して楽しむのです。栽培されている花々は品種改良されて野原に咲いているもともとの花とは違うのが普通です。
そこで野バラの写真を検索してみました。そうしたら「大地 」という方のHPを見つけました。
URLはhttp://blog.goo.ne.jp/nature5656/e/bbe8098bbad3ddc69220ef0268778ed5 です。
表題に以下のように書いてあります。「自然を撮る・・・自然のすばらしさを皆様に知っていただけたら嬉しいです。」
このメッセージが私の心の鐘を打ち鳴らします。そうです。園芸種だけでなく野にある原種の花も美しいのです。これを忘れてはいけませんと「大地 」さんがおっしゃっているのです。
そこで「大地 」さんが撮った野バラの写真を示します。



このように野バラは美しい花です。蕪村の「愁ひつつ岡に登れば花いばら」は白い花でしょうか。しかし野バラを簡単に見ることは易しいことではありません。
私共の狭い庭には椿、梅、桜、沈丁花、美女柳、潮来のアヤメ、爪木崎の日本水仙、山吹、などなどが植えてあります。
それでも四季折々、切り花を買ってきては生け花にして楽しんでいます。
そこで切り花について楽しいHPを見つけたのでご紹介いたします。「花の豆知識」というHPでURLは、https://minhana.net/articles/2012/08/post-276.htmlです。そこにこんなことが書いてありました。・・・国内で一番多く生産・販売されている切花は、仏花に使用される「菊」です。「1位が菊」と聞いてピンとくる人は少ないと思いますが、簡単に水揚げをすることもでき、手で茎を折って花瓶に挿すだけで非常に長い期間楽しむことのできるお花です。最近では、超大輪や茶色や緑色の花、ダリア咲きするものなど、品種の数も増えてきて、アレンジするのも楽しくなってきています。「菊なんて......」とイメージだけで遠ざかっていた人は、一度手にしてみるのもいいかもしれませんよ。生産量では、切り花全体の約30%を菊が占め、生産技術の確立や新品種の研究にお金を費やしているので、高品質で多様な形や色が流通しています。
切花を多く生産している地域は、愛知県・千葉県・長野県・静岡県・福岡県・鹿児島県と、ひとつの地域に集中するのではなく、日本全国でほとんどの品種が生産されています。菊やバラ、カーネーションといった3大花卉はいろいろな地域でつくられていますが、特徴的にお花を生産しているところがあります。それは沖縄県と高知県です。沖縄では多くの種類が生産されていますが、その大半が菊です。高知県では、3大花卉は生産されていないのですが、ユリを多く生産し、中でもグロリオーサが特に多く生産されています。グロリオーサの商標で「ミサトレッド」という高知市三里の地名にちなんだ品種のユリが存在するほど。そのほか、チューリップは富山県砺波地方、リンドウは岩手県安代地方、日本水仙は福井県で多く生産されています。お住まいから近い産地のお花を選ぶことでお花の流通上の疲労がないので、長くお花が楽しめますよ。(フラワーデコレーター協会会報誌「華輪」より、文・惠見けいこ)
この文章で面白いところは菊が一番多く、その主な生産地は沖縄県だということです。
・・・菊なんて......」とイメージだけで遠ざかっていた人は、一度手にしてみるのもいいかもしれませんよ。・・・・という部分に同感します。うちの家人は菊の花をあまり尊敬していませんが、私はそれに反対してきました。うちの夫婦げんかの原因になったのでもう止めます。
でも上でご紹介した二つのHPは花の好きな方は必ず楽しめます。絶賛しお薦めいたします。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)