後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

神代植物公園の梅林がますます美しく見えるようになった!

2016年01月29日 | 日記・エッセイ・コラム
唐の詩に、「年々歳々、花相い似たり 歳々 年々人同じからず」の一節があります。
花は毎年同じ様に咲くが、それを見る人は毎年変わるとう意味です。去年来た人の幾人かはこの世を旅立ってしまい、もう来ませんという無常感を詠んだ句だそうです。
私はこの意味を少し拡大して「毎年見に来る私自身も考え方が変わり、去年の自分とは同じではありません」と解釈して、この句をあじわっています。
この1月23日に、「人生の区切りとしての80歳になって非常に嬉しく感じる5つの理由」と題する記事を掲載しました。
80歳になるとこの世の憂いや悩みが皆消えてしまって、心が真っ白い雪のように静かになるという内容の記事です。
そのような心境になって昨日、深大寺に詣り、裏の神代植物公園の梅林の写真をゆっくり撮って来ました。
心が真っ白い雪のように静かになると白梅や紅梅の色に染まります。梅の良い香りに心が染まります。このような心境で梅の花々を見ると一層美しく見えるのです。昨年の梅とは違い、ますます美しく見えるのです。

花は見る人の心次第で、どのようにも見えるのです。
梅林全体の光景も美しいし、花一輪、一輪がけなげに咲いている様子も美しいものです。
昨日は山門の前の鈴やに車を停め、深大寺蕎麦を食べました。お寺にお詣りすると節分の豆撒きの舞台を作っています。そうです。立春も近いのです。
裏の神代植物公園の梅林までの坂道を杖を頼りにゆっくり登ります。

下の写真は深大寺の山門前の風景と梅林の白梅、紅梅の花々の写真です。
写真をお楽しみ頂けたら嬉しく思います。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)

尚、深大寺への行き方は、http://www.jindaiji.or.jp/ に御座います。そして神代植物公園への行き方は、http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/access045.html に御座います。