3月26日 トレッキング3日目はもっとも過酷なコースとなった。前日のゴールのアクアステーションからスタートし6つの峠を越える全長20kmのコース。スタートしてから10時間後、ゴールしたときは陽が落ちる寸前だった。
しかし、この日は快晴で峠から紺青の太平洋が望め疲れが癒された。
・26日朝 宿の部屋の窓を開ければ、波静かな賀田湾に朝日が登る
・宿の庭を散歩の折、巨樹を見つけた。樹齢1000年の楠。幹回り11.5m、高さ30m。こんな大きな楠を見たのは初めて
・昨日のゴールのアクアステーションから、先ずは羽後峠を目指して登る
・途中不思議なものを祀った祠に出会う。子孫繁栄を祈ったものか
・素朴な標識のある羽後峠で一休み
・峠を下りるとき賀田五輪塔に見つけた。熊野古道で亡くなった人を供養したもの
・今回の道中では殆ど見かけなかった綺麗な桜が見られた
・峠を下り賀田湾沿いを歩く
・街中を歩いているとき鉈で木切れを作っている人に出会った。松明に使うとのこと
・今度は曽根次郎坂・太郎坂を登る。次郎とは自領地、太郎とは他領地を意味するとの事。昔の領地の区分けか
・石畳の道を登る。見た目より傾斜がきつかった
・甫母峠の領地の境界跡に祠が。中には可愛いお地蔵さん
・峠の見晴台で昼食。二木島湾が臨めた
・峠を下り、国道を横切り、苔の多い道を歩く
・二木島駅で一休み。架橋の前に桜が
・逢神坂峠からは、遠い昔、秦の始皇帝から不老長寿の薬を求められた徐福が上陸したと言われる波田須海岸が
・この日最後の峠の大吹峠に到着
・峠付近には見事な孟宗の竹林が。昔は人がこの辺りに住んでいたのであろう
・日が落ちる頃、ようやく大迫海水浴場に到着。宿はもうすぐだ
次回はその3(3/27&28)アップします。