3月12日から14日にかけて三重県志摩半島の英虞湾(あごわん)ぐるり一周ウオークに参加した(下図参照 朱色の線ーを歩き、●●●●は船)。英虞湾は、志摩市の志摩半島南部の湾で御座岬(ござみさき)と浜島町を湾口とする。リアス式海岸として有名であり、真珠養殖も盛んで奈良時代から阿古屋貝から採れる真珠を出荷していた。明治時代半ばに阿古屋貝による真円真珠の養殖技術が御木本幸吉翁等によって確立されると、真珠養殖発祥の地としても知られるようになり、昭和初期には「真珠湾」とも呼ばれた。
<初日(3月12日)は近鉄賢島駅→横山展望台→宇賀多神社へ(9.5km)>
・3月12日 新幹線「のぞみ」が三嶋を過ぎた頃、冠雪の富士山が見えた
・名古屋駅で近鉄特急に乗り換え11:30頃び賢島駅に到着
・最初に賢島駅近くの神社に立ち寄り旅の無事を祈願
・ガイドさんの発案で昨年のG7サミット会場の観光ホテルを眺めながら進む
・賢島大橋を渡る。真珠の養殖場が見える
・英虞湾を一望できる横山の展望台に向かう途中で綺麗なアオモジの花を見た
・ヒカンザクラも青空に映えて
・横山展望台(最高地点203m)へは急な石段を登って
・展望台から2016伊勢志摩G7サミット会場の志摩観光ホテルが一望できた
・展望台から英虞湾を一望。リアス式の海岸に大小60の島々が浮かぶ
・養殖真珠発祥の地、御木本幸吉翁の記念碑が
<3月⒔日午前 宇賀多神社から波切へ>
・ホテルの前で準備体操して元気にスタート
・宇賀多神社に参拝。「宇賀多」の発音が「打ち勝った」「受かった」に似ていることから勝負・受験の神様として信仰をあつめている
・街道には趣のある塀の家が見られる
・空き地には太陽光パネルが多く見られた。農地が失われて行くのが寂しい!!
・国府白浜(こうしらはま)海岸で休憩。太平洋遠州灘に面する約3kmの遠浅の海岸
・海岸ではサーフアーが波乗りを楽しんでいた
・休憩後に海岸沿いのコンクリート護岸を市後浜に向かって歩く。潮の香りが
・1959年9月の伊勢湾台風でこの辺りの松原が全滅に。現在植林中だ
・阿児の松原に万葉歌人柿本人麻呂の歌碑が。「あごのうらにふなのりすらむをとめらがたまものすそにしほみつ らむか」と詠むそうだ
・さらに海岸沿いを進む
・公園に伝説の巨人ダンダラボッチの足跡を復元した岩が。日本の各地で伝承されている巨人だが、その巨人は国造りの神様を表現しているとの説もある
・昼食会場のある波切漁港へ
次回は後編「波切神社→大王崎灯台→麦崎灯台→ゴールの賢島駅へ(3月⒔日午後~14日)」をアップします