川又といっても何か特にあるわけではありません。大きめな「観光トイレ」と「四阿」と観光案内板、そして駐車スペース。
少し先に「扇屋山荘」。民宿と売店を兼ねた施設。前を通りましたが、営業しているかどうか不明でした。
↓が川又。
広く深い奥秩父山地のほんのとば口に位置します。「国道140号線(彩甲斐街道)」雁坂トンネルから甲府へ向かう、埼玉県側の出口(入口)です。
中央、最奥に位置する「甲武信岳」。
名の如く「甲州(山梨)」「武蔵(埼玉)」「信州(長野)」との県境。信濃川(千曲川)、荒川、笛吹川との分水嶺にもなっています。
かつて、長野県側(信濃川上)から登山したことがありました。また、北奥千丈岳とか、・・・若き頃の思い出です。
荒川はその東南に源流点があります。そこまで行くのは、今日はなしに・・・と。が、ほんの少しだけ入川(荒川)沿いに上ってみました。
下を見ると、透き通るような、まさに「水色」の流れ。
すっかり見とれてしまいます。
実は、この上流にキャンプ場があり、さらにその先まで進むことが出来ます。次回、そこまで入ってみようと思います。そのさらに上流に進むと、「一級河川荒川起点の石碑」があるようです。(源流はもっと上流になりますが)
(「Googleマップ」より)
引き返して「扇屋山荘」のところまで来ると、雁坂峠(トンネル)方向から下りてくる、笑い声も交えた、元気な7,8人のジョギングの集団と遭遇しました。ビックリしました。このあと、栃本から秩父湖へ向かう間に何度か出会いました。
四阿で、昼食休憩して、栃本に向かいます。
下流方向。
2010年代のようす。(「歴史的農業環境閲覧システム」より)。行きは、荒川に沿った道を進み、帰りは栃本集落への道。「栃本関」から北西に向かう道は、かつては信州への道でした。