都内下町などの商店街のイメージとは異なり、住宅と商店が混じりあって存在しています。
車が行き来するも、人通りは、少ない。
、
売り地。細長い土地。
「岬町椎木」交差点。この付近は、かつて曲尺手(桝形)になっていた。
椎木宿
「伊南房州通往還(房総東往還)」の宿場町。
南総の城下町大多喜や大原、上総一宮に挟まれた岬町には旧房総東往還沿いに形成された宿場町がいくつかあり、それらが商店街として発達していきました。
岬町の中心部は同じく宿場町として栄えた長者町にありますが、こちらにはもはや往時を偲ばせる姿はまるで残されていません。
夷隅川を越えた北側に位置する椎木地区。旧字名で「椎木宿」の名が残ることからも期待度は高まりましたが、はたしてそれは正解でした。
椎木は房総東往還の宿場町であるとともに、2と7の日に六斎市が立ち、やがて店舗を中心とした在郷町へと発展していきます。
国道128号線は町の東側を大きく迂回した海岸沿いを走りますが、町の中心市街はこの椎木や長者といった旧道沿いにあります。所々に残された古い建物には、塗籠造りのものはほとんど無く、板張り二階建ての商家はみな昭和初期に建てられたものではないかと思います。
(この項、「」HP参照)
この付近の今昔。
(現在)〇がかつての「曲尺手」跡。
(1880年代)宿の南で屈折し、東方に向かう。
バス停「房信岬東支店前」。市内循環。1日に5本運行。
まっすぐな道沿いの家並み。
商家。店先に自販機。
店自体の営業はしていないようです。
「かさや」。
激盛りメニュー人気 重さ4キロカツカレー かさや食堂(いすみ) 【今夏も房総スタミナ飯】(3)
昭和期の雰囲気を残した商店街にある「かさや食堂」。「各メニューが1・5人前」というボリュームたっぷりの料理が人気の店で、群を抜く大きさを誇るのが「バカツカレー」だ。直径約33センチのすしおけに盛り付けられ、重さは約4キロ。厨房(ちゅうぼう)から登場すると、圧倒的な存在感に来店者から驚きの声が上がる。
店は2015年、併設しているスーパーマーケットが店舗の一画を改装してオープンした。
2006年から姉妹店が約5キロ離れた一宮町内で営業しており、バカツカレーは話題づくりや楽しいひとときを提供しようと考案した「激盛り四天王」メニューの一つ。3人前の量だが料金は約2人前分の1999円とリーズナブルにした。複数人で取り分けることもできるので、家族連れや友人同士の注文が多いという。
四天王メニューはこのほか、同じすしおけを使った「激盛りとり唐揚げ定食」(1999円、重さ約3・5キロ)、いずれも直径30センチの丼で出す「バカツ丼」(1999円、同3キロ)、メガチャーシュー丼(1580円、同3キロ)。どれもびっくりするほどの大きさだ。
スーパーの仕入れルートを生かして原価を抑え、大盛りメニューで客に還元する。白鳥忠利社長は「料理は家庭の味」と謙遜する一方、「想像よりちょっと多い食事量でサプライズを狙う」と人気の秘けつを明かす。「楽しく食べれば、おいしさが広がる。笑顔いっぱいの店にしたい」と日々知恵を絞っている。
営業は午前11時~午後2時、午後5~9時。月曜定休。各種定食のほか、うどんやそば、洋食もある。JR外房線太東駅から徒歩8分。圏央道市原鶴舞ICから約40分。駐車場30台。いすみ市岬町椎木1844。(電話)0470(87)2953。
商店街を振り返る。
「小安商店」。
「商家」らしい店構え。米穀、肥料、農薬、資材などの販売。
バス停「椎木下宿」。
かつての商家。
隣は、きもの館「まるへい」。
天保元年創業、とか。
奥には、大きなおうち。
房総らしい趣の屋根と建物。門も立派。
来た道を振り返る。
この先「椎木三叉路」を左折します。
曲がると、左手に衣装を凝らした「かかし」がいくつも並んでいます。
いったいどういうわけ? 街道を進む内に、理由が分かってきます。