阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

朝ドラ「らんまん」の土佐言葉が 2年半住んで聞いていた伊予言葉に似て 懐かしく耳に心地いい。

2023年07月01日 | SNS・既存メディアからの引用記事

友人の森山さんが「らんまん」見てる? おもしろいねと 先日飲んでいる時に言ったのが耳に残っていた。

もう長くNHKの朝ドラを見る習慣がなくなっていたので、そう言われた時点ではこの番組は見ていなかった。

 しかしネット上でも評判をよく目にするし、森山さんの言葉も気になるのであるとき録画予約して見てみた。

確かにドラマとしてよく出来ていて面白い。それからほぼ一月たってずっと楽しませてもらっている。

なかでもドラマの中で使われる「土佐弁」がなんとも懐かしく耳にひびき、心地いい。

「おばあちゃん、すまん。いろいろ先生方にも聞いてみたがじゃけんど、今はまだどうにもできんき」

「天寿がありますきのう。ほんじゃき、お互い精いっぱい生きてきましたき」

「大きゅう育つとえいのう」「楽しみじゃのう。いつかこの桜が咲き誇るがか…」「らんまんじゃ」

「おまん(ら)、許さんぜよ 犬よりネコがええねや 命の力に満ちちゅう」。  

 阿智胡地亭は土佐の高知県に住んだことはないが 社会人になった時、坂本龍馬が脱藩して山を越えた隣の伊予の愛媛県で2年半暮らした。

その工場勤めの間、会社で職場で飲み屋で土地の越智さんや白石さん、青野さん、曽我部さんなどが喋るのは当然 伊予の国の東部で使われている伊予弁の中の東予弁だった。

 「らんまん」で土佐出身の登場人物が喋る土佐弁は 勿論多少の違いはあるが、アクセントと用語が私が2年半聞いていた東予弁とおんなじに聞こえるんよね。

この番組を見ている間 私は「いよいようれしいて かなんわね

  勤めた機械製造会社で自分が所属した事業部門の主要工場が愛媛県にあった。だから設計も製造も調達も 長く30年ほど自分が営業部の人間として

接した社員さん達は媛県出身の人が多かった。従い会社員当時は東京に勤務していても大阪支社にいても30年間ほど東予弁の世界にずっと触れていた。

  ところで言葉でいえば小学校に入学して3年間学校で洗礼を浴びた北九州の若松弁から、いまも九州なまりに敏感で自分でも多少真似が出来るし

そのご転校した兵庫県尼崎市の塚口で覚えた阪神弁や次に転校した三重県の四日市の小、中学校で覚えた四日市弁はいまも懐かしい。

 画像はNHK「らんまん」サイトから引用。

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今年もムラサキ山芋の「葉っぱのカーテン」が風に揺れだした。

2023年07月01日 | 身辺あれこれ

毎夏の楽しみになった大分「平川農園」さんから頂いたムラサキ山芋の小片を植えた鉢から長く延びた蔓に茂る葉っぱの繋がり。

これを「葉っぱのカーテン」と呼んでいる。今年は三つの鉢からそれぞれツルが伸びている。ぎっしり葉が付くのも間もないはずだ。

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06月30日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年07月01日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

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東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年05月28日(土)のブログ ]

2023年07月01日 | 東日本大震災ブログ
2011年05月28日(土)
5月28日のメディアから
 
、放射線測定位置にばらつき 地表1mから80m、16都県 

こちら     by共同通信

2、長野県 中野・長野の汚泥からもセシウム検出 両市の検査で判明

こちら    by信濃毎日新聞

3、千マイクロシーベルトの高線量も 地震直後の未公開値東電発表
  
こちら   by共同通信

4、海底の土から放射性物質 宮城~千葉沖、数百倍も 

こちら   by東京新聞(共同)

5、在京メディアは東京の年間限度線量超過も無視(追補) 

こちら   byBlog vs. Media 時評
 
 
日本弁護士連合会 会長声明 大阪府君が代斉唱の条例

日本弁護士連合会のサイトはこちら

会長声明集 Subject:2011-5-26から引用。

公立学校教職員に君が代斉唱の際に起立・斉唱を強制する大阪府条例案提出に関する会長声明

橋下徹大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」府議団は、本年5月25日、大阪府議会議長に対し、

政令市を含む府内公立学校の入学式や卒業式などで君が代を斉唱する際、教職員に起立・斉唱を義務づける条例案を提出した。

さらに、橋下府知事は、「国旗・国歌を否定するなら公務員を辞めればいい」と述べ、政令指定都市の教職員も含めて、

起立・斉唱しない教職員について免職処分の基準を定める条例案を9月の府議会で審議する意向を示している。

地方自治体の首長が当該自治体の教職員に対し、免職を含む処分の制裁を公言して君が代斉唱時の起立・斉唱を求め、

これを条例によって強制することはかつてない事態であり、思想・良心の自由等の基本的人権の保障に加え、

教育の内容及び方法に対する公権力の介入は抑制的であるべきという憲法上の要請に違反するものとして、看過できない。

個人の内心の精神的活動は、外部に表出される行為と密接に関係しているものであり、自己の思想・良心に従って君が代斉唱時に起立を拒否する外部的行為は、

当然、思想・良心の自由の保障対象となる。そして、君が代については、大日本帝国憲法下において天皇主権の象徴として用いられた歴史的経緯に照らし、

現在においても君が代斉唱の際に起立すること自体が自らの思想・良心の自由に抵触し、抵抗があると考える国民が少なからず存在しており、

こうした考え方も憲法19条の思想・良心に含まれるものとして憲法上の保護を受けるものと解されるから、国や地方自治体が、

教職員に対し君が代を斉唱する際に起立・斉唱を強制することは、憲法の思想・良心の自由を侵害するものと言わざるを得ない。

なお、地方公務員である教職員は、「全体の奉仕者」ではあるが、そのことが、公務員の職務の性質と無関係に、

一律全面的に公務員の憲法上の権利を制限する根拠となるものではないことは言うまでもない。

また、国旗・国歌法制定時には、上記の過去の歴史に配慮して、国旗・国歌の義務づけや尊重規定を設けることは適当でない旨の政府答弁が国会でなされ、

同法に国旗・国家の尊重を義務づける規定が盛り込まれなかった経緯がある。こうした立法経緯に照らせば、君が代斉唱時に起立を義務づける条例は、

条例制定権を「法律の範囲内」とした憲法94条に反するものである。

さらに、教師と子どもとの間の直接の人格的接触を通じてその個性に応じて行わなければならないという教育の本質的要請に照らし

(1976年5月21日旭川学力テスト事件最高裁大法廷判決)、子どもの学習権充足の見地からは、教育の具体的内容及び方法に関して、

子どもの個性や成長・発達段階に応じた教師の創意や工夫が認められなければならない。したがって、子どもの学習権に対応するため、

教員には、公権力によって特定の意見のみを教授することを強制されないという意味において教育の自由が保障されている。

この趣旨は、教育行政の独立を明確に定めた教育基本法16条1項にも現れている。

ゆえに教員の思想・良心の自由及び教育の自由に対する強制は特に許されず、教育の内容及び方法に対する公権力の介入も抑制的でなければならない(

当連合会2007年2月16日付け「公立の学校現場における『日の丸』・『君が代』の強制問題に関する意見書」、

2010年3月18日付け「新しい学習指導要領の問題点に対する意見書」、

2011年2月9日付け「『国旗・国歌』を強制する都教委通達を合憲とした東京高裁判決に対する会長声明」)。

当連合会は、上記観点に立って、大阪府議会に対し、提出された条例案が可決されることのないように求めるとともに、

大阪府議会及び府知事に対して、府内公立学校の教育現場に介入して、教職員に対し君が代斉唱の際の起立・斉唱を含め国旗・国歌を強制することのないよう強く要請する。


2011年(平成23年)5月26日

日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児

☆この条例が通ると「面従腹背」の教師を作ることは間違いない。

クビになっては“家族にメシを食わせられなくなる”から。

「面従腹背」の教師に日々教えられる生徒は、「面従腹背」の日本人成人となり、延々とそれは再生産されていく。

「大阪府民はハラとクチは別や」をウリにする?

世の中はニッパチの割合はどうあがいても変わらないもんだ。

こんな条例案を出す前にやることはないんですか橋下さん。☆

 
 
福島全県民202万人が対象 原発事故健康調査 避難者含め線量推計

☆国の中央官僚に頼っていては県民の健康を守れないということだろうし、県民は早く着手してほしいと思うのでは。☆
(2011/05/28 09:03) 福島民報

東京電力福島第一原発事故を受けた福島県の県民健康管理調査は、県外への避難者を含め約202万人の全県民を対象に実施する。

27日、福島市で開いた調査検討委員会の初会合で決めた。

放射線量の高い原発周辺の市町村などを先行地域に6月下旬から始める。問診したり、問診票を配布したりして事故発生以降の積算被ばく線量の推定値を算出し、

長期間にわたって健康状態を確認する。

併せて、積算線量の高い地域の住民に対する血液や尿検査の実施態勢も整え、疾患の早期発見、早期治療につなげる。


 県と福島医大が調査の主体となる。6月中旬を目標に福島第一原発周辺の市町村などから先行地域を選定し、

医師、看護師、保健師、薬剤師らが住民から直接健康状態を聞く。

原発事故発生以降、避難などで生活した市町村や屋外で過ごした1日の時間、食生活なども把握し、

内部被ばくを含めた住民の積算線量の推定値を算出する。高い数値が予想される場合は福島医大などでの診察を勧める。

先行地域で課題などを検証して効果的な調査態勢を固め、全県に範囲を広げる。迅速に全県民の健康状態を把握するため、問診票を郵送することなどを検討している。

放射線量が高い地域の住民に対する血液検査や尿検査は、これとは別に進める。

いずれの調査や検査も態勢が整い次第開始したい考えだが、時期は未定という。

県が県内約9カ所で実施している放射線量のスクリーニング検査の受検者は25日現在、県民全体の約1割に当たる19万人に上る。

原発事故で放出された放射性物質の健康への影響に県民が不安を募らせていると判断し、長期間に及ぶ調査に乗り出す。

検討委員会の座長を務める県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一長崎大医歯薬学総合研究科長は

「県民の不安は、どの程度被ばくし、どの程度将来への影響があるのかということ。不安の解消が重要」と述べた。
   ◇  ◇
 県の県民健康管理調査は、約202万人を対象に長期にわたる大規模な追跡調査となる。県内の医療関係団体や県民の協力が不可欠だ。

調査は「聞き取り」と「問診票」の二つが柱だが、県外に避難した約3万5000人を訪問する人員、経費を確保できるかなども大きな課題となる。 

 
 
3.11以降の日本の体制に一矢  楽天の三木谷社長

☆若造のくせに生意気な!!と言われるような人が続いて出てくれば、ドミノ倒しが生じる可能性がある。

しかし日本の一部上場企業のサラリーマン社長にはとても取れない行動ではある。☆

楽天、経団連脱退を検討 社長がツイッターで表明 

2011/05/28 11:32 【共同通信】

インターネット通販大手の楽天が、日本経団連からの脱退を検討していることが28日までに分かった。

三木谷浩史社長が27日深夜、短文投稿サイトの「ツイッター」に「そろそろ経団連を脱退しようかと思いますが、皆さんどう思いますか?」と書き込んだ。

 三木谷社長は、脱退検討の理由として「電力業界を保護しようとする態度がゆるせない」などと書き、

福島第1原発事故などをめぐる経団連の対応に批判的な姿勢を示した。楽天は2004年に経団連に入会したが、会員としての利点がないとも強調した。

 また、関西経済連合会が23日に関西電力会長を第14代会長に選出したことについても「なんで関経連のトップが関電なのか、このタイミングで」と疑問を呈した。 

(下線は管理人)

 
 
海外の英語メディアで報道される日本経済の先行き

前文引用・・

英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週は日本経済についてです。

あの会社もこの会社も業績が落ち込み日本は「景気後退(recession)」 に逆戻りしたと書かれる状況だが、多くの投資家は日本回復を信じているという話です。

 別の言い方をすると、日本が変わるには天変地異ほどの一大事が必要だと言われていただけに、実際に天変地異が起きてしまった今、

日本は回復するだけではなく、変わらなくてはなりませんよ、世界は見ていますよ――という話でもあります。(gooニュース 加藤祐子)

全文はこちら

(下線は管理人)

 
人はどうして やってもいないことをやったというのか

一部引用・・

「ここにいる人の8割は自白させられますよ」

 24日に再審で無罪判決を勝ち取った「布川事件」の元被告、桜井昌司さん(64)が、そんな風に話していた。

判決6日前の院内集会で「やっていないことを、なぜ自白してしまったのか」と問われた時のことだ。

 「捜査する側には『確証なき確信』っていうルールがあるんだそうです。いったん逮捕したら有罪の前提で調べる。

留置場に入れられて、『やっていない』と言い続けても心が折れちゃうんです」

 布川事件のもう1人の元被告、杉山卓男さん(64)も「捕まった時点で犯人にしようとストーリーが出来上がっていた。

『もういいや』で『自白』してしまった」と語った。

全文はこちら

 
 
吉田所長が説明   IAEAの調査団に
 

IAEA 福島第一原発を視察
5月27日 18時51分 NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の事故調査のために来日したIAEA=国際原子力機関の調査団は、27日、福島第一原発を視察し、

吉田所長から事故の経緯や対応について説明を受けたほか、施設の被害状況などを確認しました。

IAEAの調査団は、イギリスやフランス、韓国など12か国の専門家18人で構成され、今月24日から日本で調査活動を始め、

27日、福島第一原発を視察しました。東京電力によりますと、IAEAのウェイトマン団長らは、27日午前10時に福島第二原発の施設を訪れ、

福島第一原発の吉田昌郎所長から今回の事故の経緯や対応のほか、地震や津波による施設の被害状況について説明を受けたということです。

 そのあと、調査団は、福島第一原発の1号機から4号機を外観から視察し、このうち3号機では水素爆発で原子炉建屋の壁が激しく壊れ、

中の鉄骨がむき出しになっている様子などを確認したということです。

 視察は5時間に及び、調査団は、復旧作業の拠点となっている「免震重要棟」と呼ばれる施設を訪れたほか、

原子炉が冷温停止している6号機で非常用のディーゼル発電機について説明を受けたということです。

調査団は、28日以降、経済産業省など関係省庁から改めて説明を受ける予定で、来月1日に今回の調査結果の概要を日本政府に提出することにしています。

 
支援はこれから先が長い  拠点が出来た

☆16年前の大震災の支援体験から、情報センターが絶対的に必要だと聞いている。インターネットを使えば場所よりも、ノウハウを持つ人間がどれだけいるかいないかが重要になるのだろう。☆

神戸にボランティア拠点設置
5月28日 4時25分 NHKニュース

東日本大震災の被災地で必要とされているボランティアの情報を一括して提供する拠点が神戸市に設置され、27日から業務を始めました。

業務を始めたのは「東日本大震災ボランティア・インフォメーションセンター・兵庫」で、兵庫県などが神戸市中央区に設置しました。

センターは、主に岩手、宮城、福島の3県にあるボランティアの受け入れ拠点と連携し、ボランティアの需要がどれくらいあるかや、

活動内容についての情報を集めます。集められた情報はインターネットのウェブサイトに掲載され、毎日更新されるほか、

問い合わせや相談にも応じるということです。阪神・淡路大震災を経験した兵庫県では、災害時のボランティア活動の経験や知識が蓄積されていることから、

センターは「全国のボランティアに情報を発信していきたい」としています。兵庫県によりますと、

被災地のボランティアに関する情報を一括して提供する拠点が設けられたのは、全国で初めてではないかということです。

 
目的のためには手段を選ばない。空気を読む組織内社員
 

文献無視「津波なし」 
関電  若狭湾住民に調査を検討

【2011年05月27日 08時42分】京都新聞

 関西電力が、原子力発電所11基を有する福井県の若狭湾で、約400年前に地震による津波があったとの文献の存在を知りながら、

津波の記述がない他の文書を重視し、住民には「過去に津波被害はない」と説明していたことが26日、分かった。

関電は「過去に津波があったかボーリング調査などを含め検討する」としている。

 文献は吉田神社(京都市左京区)の神主が記した日記「兼見卿記(かねみきょうき)」と、当時日本に滞在していたポルトガルの宣教師ルイス・フロイスの「日本史」。

いずれも長浜城倒壊など近畿、東海、北陸で広範囲に被害が出た1586(天正13)年の天正大地震について、若狭湾が波に覆われ、多くの家が流されて人々が死亡したと記す。

 国の指針で、原発建設時には過去の地震や津波の調査が義務付けられている。関電は30年前に両文献を把握していたが、

天正大地震時の津波の記述がない「日本被害地震総覧」「日本被害津波総覧」を重視し、文献は信ぴょう性がないと判断。

ホームページでも「文献などからも若狭湾周辺で津波による大きな被害記録はない」としていた。

☆家族を食わさなければいけない、そう自分に言い聞かせて、後ろめたさを覚えながらも会社の要望に合わせるべく、住民説得のあれやこれやの手を考える。

 はい、関西電力の社員さん、私があなたの立場にいたら間違いなく同じことをしてました。

全国各地で、電力会社の原子力発電所建設立地の地元説得部門に所属している社員は同じようなことをしてきたと思う。

中にはこの仕事は私には出来ませんと言って、窓際の方に外された人もいるかも知れないが、殆どの社員はひたすら汗をかいて忠実に与えられた職務を果たしたはずだ。

その職務が反社会的な範疇の事かどうかは考えてもしょうがない。なにしろ給料をもらって家族を食べさせないといけない。

しかし、経営幹部に問えば、会社がそんな指示をするはずはないでしょうと言うだろうし、事実、部下には「キミ、うまいことやってくれよ」と言っただけだろう。

そんなことの積み重ねが、福島原発の炉心溶融につながり、強制避難指示を受けて、普通の日常生活から突然放り出される住民を作るとは誰も思ってもみなかった。

上は具体的な指示をしていないが、部下が空気を読んで上の思うように業務は進む。

しかし指示はだれもしていないから責任を取るエライさんはいない。

この仕組みは幕藩体制以来のシステムだから、そう簡単には直らないが、今回の未曽有の大惨事で、これまで見えなかったことがあれこれ表に出てきただけでも一歩前進だ。☆

 
 
常に事を小さくしようとしている官僚群 海底の魚の放射性物質

☆くにたみが判断する材料を隠す権限を、くにたみはお役人さまに、与えてはいない。

くにたみがパニックを起こすと自分たちが困るということだろうが、この非常時にそんな小賢しい情報操作をするのは犯罪だ。

『・・前略・・実は、グリーンピースの海洋調査を誰よりも恐れていたのは霞が関の官僚だ、という重要な証言がある。

政府は震災発生以降、関係省庁局長級以上による「緊急参集チーム」の協議を定期的に開いている。

官房副長官補、危機管理監、審議官などすべて役人で構成され、マスコミ対策や原発対応についてのすりあわせがおこなわれている。

グリーンピースの調査申請があった後の4月25日にもその協議が行われている。・・後略』(週刊文春6月2日号26頁)

自国の機関ではない国際環境NGO(グリーンピースは国連の総合協議資格を与えられている)から、

このような数値を提示される前に自国の公式機関が調査発表する体制にしてください。

“海底の魚から基準超放射性物質”5

月26日 22時44分 NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、環境保護団体「グリーンピース」は、海底付近に生息するアイナメやナマコからも新たに基準を超える放射性物質を検出したとして、

「より多くの生物を対象に調査を進めるべきだ」と訴えています。福島県は「漁は自粛されており、基準を超える海産物が市場に出ることはない」としています。

環境保護団体「グリーンピース」は、今月3日から9日にかけて、福島県の沿岸や沖合で採取した魚介類などに含まれる放射性物質について、

フランスとベルギーの検査機関に分析を依頼し、26日、その結果を公表しました。それによりますと、

放射性物質が国の暫定基準を超えていたのは11種類の魚介類や海藻で、このうち、いわき市の小名浜港で取れた「エゾイソアイナメ」からは

基準の1.7倍に当たる放射性セシウムを検出したということです。

また、同じくいわき市の久之浜港で取れた「マナマコ」から基準の2.6倍の放射性セシウムを検出したということです。福島県など行政による調査では、

これまでアイナメやナマコから基準を超える放射性物質は検出されていません。アイナメもナマコも海底付近に生息することから、

「グリーンピース」では「汚染の広がりが裏付けられた。より多くの生物を対象に調査を進めるべきだ」と訴えています。これについて福島県は、

「漁は自粛されており、基準を超える海産物が市場に出ることはない」としています

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