阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

自然林で採られたカブトムシは活発だ。  餌をモリモリ食べる。

2023年07月20日 | 花・草・木・生き物

  身内が知人と町で出会ってもらってきた大きく元気なカブトムシ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊東豊雄 私の履歴書(2)諏訪湖    日本経済新聞から

2023年07月20日 | 諏訪便り

2023年7月2日  日本経済新聞 朝刊  (友人の森山さんから切り抜きを頂いた)

子ども時代の原風景というものは、自分のつくる建築にどれほど影響するのだろう。若いころは考えたこともなかった。

しかし年をとって、それはやはり僕の空間に対する感覚にオーバーラップしているように感じられる。冷たく澄み切った空気や白く凍ったような湖面。

長野県下諏訪町、諏訪湖のある景色だ。

1941年、日本統治時代の京城(いまのソウル)に生まれた。2歳半ころに母と下の姉とともに帰国したので記憶はない。船を...

-----------------------------------------------------------------

FUJITAKA meets 伊東豊雄 【I-totoインタビュー】

伊東豊雄(いとう とよお)は韓国ソウル生まれの日本人建築家、一級建築士。1941年に日本統治時代の現・大韓民国ソウル特別市にて生まれ、

長野に移住したのち、1965年に東京大学工学部建築学科を卒業。菊竹清訓設計事務所に勤め、1971年にはアーバンロボット(現・伊東豊雄建築設計事務所)を設立。

その後はコロンビア大学・東京大学・東北大学・多摩美術大学に客員教授として携わる一方、2001年にはグッドデザイン大賞

2002年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展、金獅子賞を受賞。日本建築学会賞においては二度受賞しており、2006年には王立英国建築家協会RIBAゴールドメダル

2013年には建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞するなど、世界の第一線で活躍している。

2011年には、愛媛県に同氏が手掛けた今治市伊東豊雄建築ミュージアムが開館した。

建築と環境の関係性を重要視し、柔軟で斬新なアイデアを体現化するその作品は、国内外から注目を集めている。

国際的に活躍する一方で、若手の建築家を輩出する教育者としての評価も高く、世界の建築界を牽引する人物でもある。引用元。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

森山さんからのメール⇒「今月の日経の「私の履歴書」の7月2日掲載分を添付で送付します。

今月は建築家の伊東豊雄さんです。

後日に藤森さんに関する記事も出てきますが、

長野県諏訪は歴史的に宮大工にかかわる方々が多かったせいか、

伊東豊雄さん、藤森照信さんのように

建築に才能がある人が多いのでしょうかね?

本日の記事の中で「八代市立博物館」は藤森さんの建築感覚と通じるように感じます。

 こちらからの返信メール⇒「嬉しい切り抜きを頂きました。ありがとうございます。

伊東豊雄さんが今月の「私の履歴書」に登場しているのですね。

 確かに諏訪大社の上社前宮・本宮と下社春宮・秋宮の四つの建造物の継続的な維持保全などにも

沢山の宮大工という職業集団が諏訪に必要で往古からその伝統が続いているのかもしれません。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

07月19日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年07月20日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年06月16日(木)のブログ ]

2023年07月20日 | 東日本大震災ブログ
2011年06月16日(木)
福島原発の原子炉の溶けた核燃料はどうなっている?
☆見えている世界の狭い東京の政治屋以外、わかっている人も心配ながら、原発事故の先行きを議論するのを避けて「砂漠のダチョウ」化している我々。これからどうなるの予測は、まず現場現実現物を知ることから始まる。しかし原発の核燃料の現物がいまどうなっているか誰にもわからない。これは怖ろしいことだ。☆

「核変換」抜きの原子力は未完成な技術

一部引用・・

原発をどうするかについて考えるには、当然のことながら、まず現状がどうなっているかを正確に把握することが必要だ。そして、その「現状」の一番重要な、基本となるポイントは、原子炉の状態だ。福島第一原子力発電所の、一号機から三号機の原子炉の中の溶けた燃料は、今いったいどうなっているだろうか。

炉心の中のあるべき正規の位置にはもう燃料が無い、ということだけは、どうやらはっきりしているようだが、それ以上の所は誰にもわからないらしい。

可能性としては、およそ以下の4通りがある。

圧力容器の中
格納容器の中
格納容器を溶かして格納容器を飛び出している
冷却水の中に溶け出して、建屋の地下等の汚染水の中にある
しかし、この中のどれかはわからない。複数の場所に分散しているのかもしれない。

燃料の位置もわからなければ、状態もわからない。溶けた燃料がひとつに固まっているのか散らばっているのか、それとも粉状になってバラバラになっているのか、あるいは水の中に溶けてしまっているのか。

私は、事故が発生してからずっとそれを追いかけているが、結局、わかってきたのは、誰にもそれについて確かなことは言えないということだ。

そうなると不思議なことは、現状を把握できないのに、世間ではいったい何を議論しているのか、ということだ。

全文はこちら
 
 
経済産業省の電気料金試算は傘下の法人が作った
☆もし日本の原子力発電を全て止めたら、全家庭の毎月の電気代支払いが約千円上がるとメディアで報道された。痛いけど、新たな放射能被ばくを受けるよりは、千円支払が増えても孫子のためには仕方がないと思った。

しかしこのエントリーが正しいとすると、中央官僚のやることはペテンのように感じる。

それにしても記者クラブメディアは相変わらず、大本営発表を反省もなく右から左へコピペして商品を作って売っている。まあ買う人がいる間はいいですが。

 せめてはじめてその存在を知った「財団法人日本エネルギー経済研究所」がどういうものか、読者に解説しないのが不思議だ。☆

経産省よ、恥を知れ!~世界一高い電気料金を作り出したのは
あなた方ではないのか?

一部引用・・

 うむ、すべての原子力発電所が運転停止し、火力発電所で発電を代行した場合、毎月の標準家庭の電気料金が平均で1049円上昇し、6812円になるとの誠に有難い提灯(ちょうちん)試算が、経産省天下り外郭団体の財団法人日本エネルギー経済研究所から発表されたのであります。

・・・

原発が廃止されると庶民の家計を直撃しますよとのこのタイミングでの誠に有難いご教示なのであり、経産省OBの元経済産業審議官・豊田正和理事長初め、ずらっと並んだ経産官僚OB常勤理事諸氏、非常勤理事に名を連ねる東京電力副社長様筆頭の各電力会社幹部様ならびに電気事業連合会専務理事様、庶民を代表してまことに有難い貴重なレポートを労を惜しまずこのタイミングで作成・公開されたこと、謹んでお礼を申し上げます。

・・

現状でも世界一高いとされている日本の電気料金がこのまま原発を再開しないとさらに月1000円も高くなるとの試算なのでありますが、十兆を超えるかもと囁かれている東電負担する原発賠償金に比べたら私ども庶民としましてはこれぐらいの負担で済むのであればそれもありと考える人も多いかと存じますが逆効果にならないことを祈念しております。

 全文はこちら
 
菅直人が突っ張る理由はこれだ。

☆難攻不落の城も兵糧責めにはどうしようもない。いま日本の電力業界を改革するのに、有効な手立ての一つを成就しようとしている。

「原子力村の村人だけがお得な日本をこの際変えなくては」、
これが菅を支えている信念だろう。☆

電力買い取り法案”首相が決意
6月15日 22時37分 NHKニュース

菅総理大臣は15日夜、“脱原発”に向けてエネルギー政策の転換を目指す超党派の議員らの集会に出席し、自然エネルギーによる電力を電力会社が買い取る仕組みなどを定める法案について、「これを通さないと、政治家としての責任を果たしたことにならない」と述べ、今の国会で成立させる決意を示しました。

この集会は、エネルギー政策の転換を目指す超党派の議員や有識者ら350人が参加して、15日夜、国会内で開かれたもので、菅総理大臣が急きょ出席してあいさつを行いました。

この中で菅総理大臣は、自然エネルギーによる電力を電力会社が買い取る仕組みなどを定める法案について、「すでに国会に提出されて何か月かたっていて、私も毎日のように、経済産業大臣や党の関係者に要請しているが、いろいろな力学があるのか、なかなかスイスイとはいかない」と述べました。

そのうえで「自然エネルギーという選択肢を育てる、その一歩になるという、この法案だけは、私は何としても通したい。これを通さないと、政治家としての責任を果たしたことにならない」と述べ、今の国会で成立させる決意を示しました。

また、ソフトバンクの孫正義社長が「土俵際で粘り通して、この法案だけは絶対に通してほしい」とエールを送ったのに対し、菅総理大臣は「国会には『菅の顔だけは見たくない』という人がいる。『本当に見たくないなら、早くこの法案を通したほうがよい』と説得する作戦でいこうと思う」と応じていました。

☆前首相からペテン師呼ばわりされ、経団連会長から名指しでやめろと言われ、メディアから権力にしがみつく人間と言われ、谷垣さんから人間以下のアホバカ呼ばわりされ、産経・読売など記者クラブメディアから朝昼サンドバックにされ・・。それでも菅は辞めない。

まさに日本の政治史上ここまで“四面楚歌”の首相はいない。

政治屋を家業にする特別で高名な家柄出身の、使命感なき二世三世首相ならとっくに辞めている。

無名の一般サラリーマンの家に生まれ、社宅で育った人は彼らと違うところがあるようだ。

つまり、無名の一般人社会階層の出身者が上に立つと、旦那衆の世界では、免疫機能が働いて、感覚が合わない異物として、体内から排出する。

それにしても今回の東京の記者クラブメディアの反菅洗脳力の凄さは、関西にいても特別なものを感じる。

被災地の人たちのことは全くほったらかしだ。

新聞テレビのデスクにはなにか特別な圧力がはたらいた異様な感じがする。

それらは全て、官政財学+メディアが、如何に原子力村の利権構造に手が入るのを恐れているかの逆証明だ。☆  

 
 
日本の強さは東京ではなく地方にある
日本の復興:指導者なんて要るのか?
2011.06.15(Wed)  The Economist

一部引用・・

首長たちが見せた本物の気概 

被災地の町長や市長と話をすれば、西部開拓時代のような本物の気概を感じる。南三陸町の佐藤仁町長がその1人。佐藤町長は津波が来た時、建物の屋上のフェンスにしがみつき、3分間にわたって波にもぐりながら生き延びた。その時から、町長は執務室の折り畳みベッドで寝起きし、昼夜なく働いている。

 もう1人が南相馬市の桜井勝延市長だ。桜井市長は危機の真っ只中にNHKの番組に出て、近隣の福島第一原子力発電所から放出される放射線レベルの上昇に見舞われた南相馬市を助けに来ない中央政府を激しく非難した。

全文はこちら
 
 
アメリカも原発に対して再吟味が始まった。
米 原発の安全性強化で公聴会
6月16日 6時18分 NHKニュース

アメリカの原子力規制委員会は、福島第一原子力発電所の事故を受けた2回目の公聴会を開き、地震などの影響で原発に深刻な事故が起きた場合のガイドライン作りを原子力業界の自主的な取り組みだけに任せていていいのかという指摘が出ていました。

アメリカの原子力規制委員会は、15日に開いた会合で、まず福島第一原発の現状についてボーチャード事務局長が説明し、「改善は続いているが、完全に安定するまでには数か月かかるとみられる」と述べました。

そのうえで、アメリカの原発の安全を強化するための議論が交わされ、原発で深刻な事故が起きた場合のガイドライン作りを、これまでのように原子力業界の自主的な取り組みだけに任せていていいのかという指摘が出ていました。

さらに、こうしたガイドラインの実施状況について原子力規制委員会が調べたところ、設備や訓練が十分でない例が報告されました。また、原子炉の格納容器の圧力を下げるための「ベント」の増強が基本的には事業者の判断に任せられており、当局の規制対象になっていないことや、原発の電源が喪失した場合の予備電源が十分かどうかなどについても話し合われました。

アメリカ原子力規制委員会では、福島の事故の教訓を基に中間報告をまとめ、来月中旬に発表することにしています。
(下線は阿智胡地亭)

☆こんなことで日本が先陣を切って世界へアラームを鳴らしたくなかった。どこの国の原子力発電所も、当初の建設と運営に携わった第一陣が引退して、次の陣容に経営が移ると緊張感が薄れ、意図せざる手抜きが普通になっていく。

 また、日本の原発の定期修理の現場作業を7次下請け?の素人の作業者に頼ってきたことが今回わかったが、お隣の中国の原発の運営や現場作業も心配だ。

 余談ながら、いまでも西日本は年々ひどくなる黄砂のせいで耳鼻咽喉科の医院は春先から込みだす。また原因不明の体調不良の人が周辺に多くなっている。

まさにいまや宇宙船“地球号”の空調をどうするかは、一国だけの問題ではなくなった。☆
 
 
原子力村に任せておいては県民の命まで持って行かれる
福島の有識者会議が「脱原発」 県に提言へ
2011年6月15日 22時39分 東京新聞

 福島第1原発事故を受け、復興に向けた基本的な考え方を福島県に提言する有識者会議「復興ビジョン検討委員会」は15日、県庁で第5回会合を開き、基本理念の原案を取りまとめた。柱に「原子力に依存しない、安全・安心で持続的に発展可能な社会づくり」と明記した「脱原発」の姿勢を打ち出した。

 県は7月末にも出される検討委の最終提言を踏まえ、年末までに具体的な復興計画を立案する方針。今回の基本理念は、国のエネルギー政策や原発関連施設を抱える他の自治体に影響を与えそうだ。

 廃炉が決まった第1原発1~4号機以外に、5、6号機や第2原発4基の計6基が立つ福島県が、脱原発をうたった復興計画を表明できるかどうか注目される。佐藤雄平知事は、この日は基本理念に対するコメントを避けた。

 検討委座長の鈴木浩福島大名誉教授は記者団に対し「『脱原発』は5、6号機や第2原発を廃炉にすべきだという意思表明でもある」と述べた。

 基本理念は「脱原発」のほか、「すべての人々の力を結集した復興」「ふるさと再生の実現」の3本柱。脱原発の理念には、再生可能エネルギーやリサイクルの推進、原発事故を克服して県民が安全、安心に暮らせる社会を目指すことなどが盛り込まれた。

(共同)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする