情家みえ(vo, じょうけみえ)さんのライブが、いさつ歯科医院で20日に行われたので、出かけてきました。情家さんのライブを聴くのは2回目です。前回はピアノだけの伴奏でしたが、今回はベースも入るので、リズム面に期待しながら向かいました。
情家みえ(vo)
(出 演)
情家みえ(vo)
後藤浩二(p)
本川悠平(b)
後藤浩二(p)、本川悠平(b)
(曲 目)
1 Just Friends (ピアノとベースだけで演奏。 ジョン・クレナー作曲)
2 You'd be So Nice to Come Home To (コール・ポーター)
3 On A Clear Day (バートン・レイン)
4 No Moon at All (リード・エヴァンス)
5 Stardust (ホーギー・カーマイケル)
6 I didn't Know What Time It Was (リチャード・ロジャース)
7 It Don't Mean A Thing (デューク・エリントン)
〈休憩〉
1 What is This Thing Called Love? (コール・ポーター)
2 Day by Day (ポール・ウェストン)
3 Black Coffee (ソニー・バーク)
4 What A Little Moonlight Can Do (ハリー・ウッズ)
5 Love You Madly (デューク・エリントン)
6 I've Got A Crush On You (ジョージ・ガーシュイン)
7 It's All Right With Me (コール・ポーター)
8 Caravan (アンコール曲, デューク・エリントン)
(感 想)
歌、伴奏、選曲、加えて情家さんの曲の説明などもよく、とても楽しめました。ヴォーカルはマイクを使っていましたが、ピアノとベースはPAなしの生音で、サウンドのバランスもとれ、クールで伸びのある歌声がうまく聴こえていました。歌の方は、フェイクはしていましたが、スキャットはなく原曲に充実で、メロディ、歌詞がしっかり伝わってきました。
2曲目で情家さんが加わり、「You'd Be So Nice~」が始まると一挙にヴォーカルの世界に入りんだ、このオープニングもよかった。ボッサの「On A Clear Day」では高音が美しく響き、バースから丁寧に歌ってくれた「Stardust」、グルーヴィーな「Black Coffee」、伴奏も含め華やかな「What A Little Moonlight Can Do」など印象に残りました。
後藤浩二(p)さんですが、前回はピアノだけの伴奏で、リズムが重く、どうもという印象だったのですが、今回その印象を改めました。きれいなタッチできめ細やかな伴奏をつけていて、感心しました。ベースの本川さんの参加が、非常に効果的で、タイトなサウンドにタイトなリズムで、さすがに椎名豊(p)トリオの一員です。
この3人のユニットは、アメリカンスタンダード曲を楽しむのになかなかよく、お酒や美味しい料理を楽しみながらゆっくりと聴いてみたいと思いながら、いさつ歯科医院を後にしました。