安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

サラ・ヴォーン AFTER HOURS AT THE LONDON HOUSE

2019-07-17 20:11:51 | ヴォーカル(S~Z他)

先日、久しぶりにファミレスの「デニーズ」に入ったら、桃のデザートフェアが始まっていたので、さっそくパルフェを注文しました。旬の桃は、ジューシーで甘く、アイスクリームの冷たさとマッチして、頗る美味しくいただきました。パフェのカロリーが高いと思ったので、食事の方は低カロリーのタラコのバスタにしました。クールな歌声を。

SARAH VAUGHAN (サラ・ヴォーン)
AFTER HOURS AT THE LONDON HOUSE (Mercury 1958年録音)

   

 サラ・ヴォーン(vo, 1924~90年)は、Mercury(Emarcy)レーベルに多くのアルバムを録音していますが、ライブ盤が楽しく傑作ぞろいで、「At Mister kelly's」(1957年録音)や「Sassy Sings The Tivoli」(1963年録音)、そして本アルバムなど大好きです。

伴奏が豪華で、カウント・ベイシー楽団のメンバーが参加しています。サラ・ヴォーン(vo)、サド・ジョーンズ(tp)、ウェンデル・カリー(tp)、フランク・ウェス(ts)、ヘンリー・コーカー(tb)、ロンネル・ブライト(p)、リチャード・デイヴィス(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。シカゴのジャズクラブ「London House」における録音です。

曲はスタンダードです。「Like Someone In Love」、「Detour Ahead」、「Three Little Words」、「I'll String Along With You」、「You'd Be So Nice to Come Home To」、「Speak Low」、「All Of You」、「Thanks for The Memory」の全8曲。おなじみのスタンダード曲ばかりですが、この時期のサラ・ヴォーンは、それらが一段と映えるように歌っていて、退屈することが全くありません。

「To Love Again」(愛情物語)のヒットで知られるピアニストのカーメン・キャバレロのMCでライブがスタートします。かつて僕はキャバレロの来日公演に行きましたが、その人がサラ・ヴォーン(vo)の紹介を行っていたので驚きました。当時、ミュージシャンの間でサラはよく知られ、実力も認められていたのでしょう。最初からリラックスした歌が続き、とりわけ「Like Someone In Love」、「You'd Be So Nice To Come Home To」、「All Of You」とサラの乗りがよく素晴らしく、フランク・ウェス(ts)らのソロも聴きもので、まさに旬の歌、演奏が記録されています。

【デニーズの桃のパルフェなど】

桃のバルフェ。キャラメルソースがけです。美味しくいただきました。

アップ

たらこのスパゲッティ。