安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

安曇野市の自宅でIさんと音楽鑑賞会。

2019-07-09 20:03:16 | オーディオ

オーディオファンで主にクラシックを聴いている長野市在住の友人Iさんが、松本に来たついでに安曇野市の自宅に寄ってくれて、二人で音楽鑑賞会を開きました。Iさんは、かつて合唱をやり、現在もピアノの練習に励んでいます。英国Tannoy社のスピーカーを使用しているタンノイファンでもあります。

Iさん持参のレコードや僕の手持ちのCDなどいろいろ聴きましたが、Iさんはユジャ・ワン(p)独奏のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」を特に気に入ったようです。再会を期してお開きにしました。

Iさんからいただいた松本の洋菓子店「マサムラ」のチーズケーキです。美味しくいただきました。右に座っているのがIさん。

アン・バートンの「Ballads and Burton」(札幌で購入したオリジナル盤)からスタート。Iさんと私は、共通して彼女の歌は好みです。

Iさんが持参してくれた、エラ・フィッツジェラルドのドイツMPS盤。

Iさんが持参してくれた、ウラディミール・アシュケナージ(p) ショパン集(Decca)

   

ピアノとオーケストラを聴こうとCDをかけました。 ユジャ・ワン(p)ドゥダメル指揮シモン・ボリバル交響楽団 「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番」 

Iさんが持参してくれたウラディミール・アシュケナージ(p)のデッカのオリジナルレコードの音がまろやかで角がとれていて驚きました。スタインウェイ社製のピアノを使用した録音ですが、本来の音はどうなのでしょうか。現代録音のユジャ・ワンのピアノの音は、明解、すっきりと録音されていて、実際に近い気がします。

   

合唱を聴こうと、僕の持っているCDから、リッカルド・ムーティー指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団の演奏でヴェルディの歌劇「ナブッコ」の第3幕第2場で歌われる合唱「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」を聴いてみました。最高です。

Iさんは、この部屋だとスペース的にもっと大きなスピーカーが入るので、タンノイなど英国製のものも面白いと話していました。そこで、検討した際に試聴したことのあるスピーカーの寸法比較をやってみました。

                                       寸法 (HxWxD)             重量
JBL L100 Classic           637x390x372mm    26.7kg
タンノイ スターリング     850×397×368mm    23.0kg
ハーベス Super HL5 plus     635×322×300mm          15.8kg
スペンドール  Classic 100      700×370×433mm         36.0kg 

スターリングは、高さはあるものの横幅や奥行きはそうないので、圧迫感は少ないかもしれません。スペンドール Classic 100は、専用スタンドにセットすると400mm高くなります。20畳くらいの広さと天井高がもっとあれば、スターリングやClassic 100もよいですが、小さな部屋(13.5畳)なので、現在使用している「JBL L100 Classic」か「ハーベス Super HL5 plus」あたりが適当だと考えています。

     
締めは、「GETS/GILBERTO」で、ボサノヴァを聴いてみました。スタン・ゲッツ(ts)の演奏がメロディアスでよく、好きなアルバムです。先日、ジョアン・ジルベルトがお亡くなりになったので、彼を偲んでかけたものでもあります。