安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

バリー・ハリス「CHASIN' THE BIRD」とデニーズの「おいもデザート」の話題

2021-12-19 19:30:00 | ピアノ・トリオ

先日、デニーズ安曇野店に入り、遅い夕食をいただきました。寒い日だったので、ビーフシチューを食べましたが、デザートに注文にした「焼きいもミニパルフェ」が思いのほかよく、美味しくいただきました。地味に見えて思いのほか素晴らしいアルバム。

BARRY HARRIS (バリー・ハリス)
CHASIN' THE BIRD (RIVERSIDE 1962年録音)

   

バリー・ハリス(p, 1925年12月15日~2021年12月8日)は、好きなピアニストの一人で、アルバムも結構持っています。長く活躍を続けていましたが、今月の8日に91歳でお亡くなりになりました。来日もしているのですが、実際の演奏に接することがなかったのが残念です。

メンバーは、バリー・ハリス(p)、ボブ・クランショウ(b)、クリフォード・ジャービス(ds)。ハリスのピアノとともに、ボブ・クランショウのメロディアスなベースが聴けるのも嬉しいところです。

曲目は次のとおり。

1  Chasin' The Bird (Charlie Parker)
2  The Breeze and I (Ernesto Lecuona) 【そよ風と私】
3  Around The Corner  (Barry Harris)
4  Just as Though You Were Here (John Benson Brooks)
5  Indiana (James F. Hanley)
6  Stay Right with It (Barry Harris)
7  'Round Midnight (Thelonious Monk) 【ラウンド・ミッドナイト】
8  Bish, Bash, Bosh (Barry Harris)
9  The Way You Look Tonight (Jerome Kern) 【今宵の君は】
バリー・ハリスの自作が3曲。あとは、チャーリー・パーカー、セロ二アス・モンクのジャズオリジナルとスタンダードナンバーで、親しまれている曲が多い。

バリー・ハリスは、バド・パウエル直系だと言われますが、キャノンボール・アダレイの「Them Dirty Blues」や、リー・モーガンの「The SIdewinder」でピアノを弾いていて、幅広く対応できる優れたピアニストです。このアルバムでは、「Chasing' The Bird」における両手を使った対位法的な進行や、リズムに乗ったラテン物の「The Breeze and I」、ドラムスとのソロ交換も素晴らしい「The Way You Look Tonight」などと快調です。録音を聴くにつけ、バリー・ハリス(p)の重めのタッチをライブで聴いてみたかった。

   

レコードのジャケット裏面に掲載されたバリー・ハリスのポートレート。

【デニーズ あづみの店】

住所:長野県安曇野市穂高801-1
電話:0263-82-0281
ホームページ:デニーズ公式サイト - いらっしゃいませ、デニーズへようこそ (dennys.jp)

お店の外観

店内

生ハムサラダ

和風ビーフシチューを注文。ご飯は小盛りです。

結構お肉が入っていて、冬のこの時期に良さそうな品物でした。

デザートと珈琲

焼きいもミニパルフェ。『茨城県産「紅天使」の焼きいもは、ねっとりと甘くとろけるような口あたりが最高』だそうです。実際そのとおりで、この焼きいもは冷たいのですが、スイーツとしていけました。

反対側からみとところ。