先日、古くからの友人で、オーディオが趣味のMさん宅を初めて訪れて、ジャズやクラシックを聴かせていただきました。1950年代~60年代のオーディオ機器が現役で鳴っていて、観ているだけで壮観でした。
ウェスタンエレクトリックのスピーカーから聴こえてくる、ジョン・コルトレーン(ts)の「Blue Train」(Blue Noteのオリジナル盤レコード)など、再生音の迫力と音の艶やかさが素晴らしく、聴き入りました
大きな3つのスピーカーが並んでいますが、真ん中はモノラル専用で、左右の2台でステレオの場合は再生していました。
モノラル専用のスピーカー
横から見たことろ
パワーアンプ。真空管です。
アンプ類。説明を受けましたが、機器が多いので、写真を見ても、どれがどれだかわからなくなりました。
上段がCDプレーヤー、下段はコントロールアンプ(ヴォリューム)のようです。
モノラルのレコードをかけているところ。カートリッジはバリレラだったと思いました。
SPUのものなど高価なカートリッジがたくさん。全て使用できるものだそうです。
ジョン・コルトレーン「Blue Train」のオリジナルレコード。
ソニー・クラーク「クール・ストラッティン」(Blue Note)のオリジナルレコード。
僕が持っていった、ジューン・クリスティ「The Intimate Miss Christy」(Capitol)のオリジナルレコード。ヴォーカルも再生してもらいました。クリスティの声に潤いが一段と加わったかのような再生音でした。
SPレコード専用のプレーヤー。EMTでしょうか。
MさんはSPレコードもお持ちで、ビリー・ホリデイ「Lover Man」をかけているところ。ホリデイの若いころの歌は、声質もよくて、素晴らしい。
座った椅子の位置からスピーカーを撮影。
お正月早々でしたが、ヴィンテージオーディオの世界を垣間見せていただきました。設置してある部屋の空間が広く、ジャズコンボや、クラシックのオーケストラの再生には、それなりきの空間が必要だと改めて思いました。