長野市のケーズデンキでSDカードなどを購入した帰りに、ごく久しぶりに同じ建物内にあるドトールコーヒーに入りました。ローストビーフのミラノサンドが登場するなど、メニューが新鮮でした。4年ぶりに出されたビル・チャーラップトリオの新作を聴きます。
BILL CHARLAP (ビル・チャーラップ)
STREET OF DREAMS (BLUE NOTE 2021年録音)
ビル・チャーラップ(p, 1966年生)の新作が昨年出されたので、レコードで購入しました。4年ぶりの作品で、このところインパルスレーベルから発売されていたのですが、古巣のブルーノートレーベルに復帰しての作品です。
メンバーは、ビル・チャーラップ(p)、ピーター・ワシントン(b)、ケニー・ワシントン(ds)。この3人によるトリオは、1997年から活動を行っていて、ビル・チャーラップが中心ですが、ベースやドラムスも対等的に絡みます。
曲目は次の通り。
1 The Duke (Dave Brubeck)
2 Day Dream (Duke Ellington, Billy Strayhorn)
3 You're All The World To Me (Burton Lane)
4 I'll Know (Frank Loesser)
5 Your Host (Kenny Burrell)
6 Out Of Nowhere (Johnny Green)
7 What Are You Doing The Rest Of Your Life? (Michel Legrand) 【これからの人生】
8 Street of Dreams (Victor Young) 【夢の街】
有名曲に交じり、あまり演奏される機会のないミュージカルナンバーの「You're All The World To Me」や「I'll Know」が取り上げられていて、ミュージカルをよく知るビル・チャーラップらしい選曲です。
極上のピアノトリオの演奏が楽しめますが、派手にスイングしたり、殊更のブルージーさはなく、品格が感じられるアルバムになっています。テンポ早めなのは、「You're All The World To Me」や「Out Of Nowhere」で、後者では、ピーター・ワシントン(b)の見事なソロも聴けます。あとは、テンポ遅めで、特に「I'll Know」や「What Are You Doing The Rest Of Your Life?」、「Street of Dreams」はバラード扱いで、チャーラップ(p)はじめトリオ3人による繊細で詩情豊かなプレイが繰り広げられています。
おなじみのデザインのブルーノートのレコードです。
ジャケットの裏面にあるチャーラップのポートレート写真。
【ビル・チャーラップ・ホームページ】
トリオでニューヨークのジャズクラブ「SMOKE」に出演するなど、第一線で活躍している様子がわかります。
【ドトールコーヒー ケーズタウン若里店(長野市)】
ドトール珈琲ホームページ:ドトールコーヒーショップ (doutor.co.jp)
外観。
贅沢ミラノサンド「炭焼きローストビーフ」の文字に誘われて入りました。
店内。
ドトールコーヒーのフリーwifiも使えます。
ドトールの珈琲は、スターバックスやタリーズに比べて、軽めで味が薄めのような気がします。飲みやすく、食べ物との相性も良いので、これはこれで気に入っています。
ミラノサンドのローストビーフ
開いてみると、ローストビーフがたくさん挟まっていました。
ショーケースには新作のケーキもありました。間合いを置かずに、巡回する必要性を感じました(笑)。