前橋のジャズ喫茶「木馬」のマスター根岸さんから、ジャズのレコード再生には、SHURE M44Gというカートリッジがいいので使ってみたらと言われていたので、先日アマゾンに発注をして、ヘッドシェルとともに入手しました。先週末に、なんとか組み立てをし、レコード再生までこぎつけました。水平や針圧の調整などてきとうなので、後日オーディオに詳しいIさんに調整をお願いする予定です。
とりあえず手持ちのレコードを、SHURE M44Gを使って再生してみました。メリハリのはっきりとした音が出ている感じで、木管、金管楽器などいい雰囲気です。ヴォーカルや弦は、オーディオテクニカのものもよいので、当分は、この二つのカートリッジで楽しみます。
梱包はこんな形でした。筒の中にカートリッジは固定されて入っていました。
ヘッドシェルです。ここにカートリッジ本体を取り付けなければいけません。
なんとか取り付け終了。
現在使っているオーディオテクニカのカートリッジです。
SHURE M44Gを装着。
針圧をてきとうに調整して、とりあえずかけてみました。
ミルト・ジャクソン(vib)の「JAZZ SKYLINE」(Savoy)から。
次に、オスカー・ピーターソン(p)の「Night Train」(Verve)。モノラル盤です。レイ・ブラウンのベースも前に出てきます。
ズート・シムズ(ts)のアルバム。木管も腰のすわった音というか、迫力がちょっと出ている感じです。
キャノンボール・アダレイ(as)の「Jazz Workshop Revisited」(Riverside)。「Jive Samba」などよかった。生き生きとした再生音で、こういう50~60年代録音のアルバムには、かなりよいカートリッジのような気がしてきました。
ヴォーカルも聴こうとペギー・リー「Mink Jazz」(Capitol)。歌もさることながら、伴奏も活気が出ていました。
クロージングに、弦楽器の伴奏で、ナット・キング・コールの歌です。「Autumn Leaves」(枯葉)が収録されています。いろいろ聴きましたが、いづれも有名アルバムだけに、ジャケット、内容ともによく、いい時間を過ごしました。