前橋市内散策の続きです。弁天通り商店街、広瀬川、臨紅閣について記します。意外とコンパクトにまとまっていて、散歩するのにちょうどよい範囲に行きたい場所が集まっていました。群馬県庁を起点にしましたが、前橋駅からでも徒歩で回れるところばかりです。
【弁天通り商店街】
所在地:群馬県前橋市千代田町3
前橋カトリック教会から歩いてきて、まず中央通りのアーケード街を抜けます。道路を渡ると、弁天通りです。
弁天通商店街入口。アーケードができたのが、昭和40年代だそうです。入口からレトロ感満載で、昭和40~50年代にタイムスリップしそうです。
カーブをしているのが面白い。
昭和レトロという雰囲気が漂います。
大蓮寺。弁財天のお寺で、この門前に道路ができ商店が発展したとのことです。
お寺の入口に建てられた商店街の起源。
手芸店ですが、店名に「弁天」と入っています。
横丁には飲み屋街も発達していました。
「中華そば」という表示ですが、もう「支那そば」とは言わなくなっているのかもしれないなとふと思いました。
僕の育った町にもあった魚屋さんを思いだします。懐かしい。
喫茶店でしょうか。停めてある自転車もいい雰囲気。
通り自体は、そう長くなくて、そろそろ広瀬川に面した反対側の入口です。これは反対側の入口から写したもの。
広瀬川沿いからの入口。
【広瀬川】
広瀬川の名称は、全国各地にあり、中でも仙台市内を流れているものが有名ですが、前橋市の広瀬川も河畔に歩道や公園が整備され市民に愛されているようでした。萩原朔太郎の詩碑などもあって、詩の好きな方にも面白そうな場所です。
柳でしょうか。樹木もあって涼しげです。
ベンチ
橋はところどころにかかっていました。
萩原朔太郎の詩碑
広瀬川美術館
広瀬川美術館を過ぎたところで左折し、臨紅閣を経て県庁に戻ることにしました。
【臨江閣】
所在地:群馬県前橋市大手町三丁目15番地
群馬県令の楫取素彦の呼びかけにより、地元有志や銀行の寄付で建てられた迎賓館。敷地内には、本館、茶室、別館、そして回遊式の日本庭園が整備されています。
大きな建物ですが、別館として建てられたもの。
2階は大広間になっていて180畳あります。
こちらが本館。入場は別館からになります。
本館と別館を結ぶ回廊が美しい。
回廊の内部
本館の広間
本館の廊下からは日本庭園などが眺められます。
本館の2階