安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

マイク・ルドン「ON FIRE」と安曇野市穂高有明の「カフェ アローム」で午後のお茶の話題

2021-07-25 19:31:26 | ヴァイブ、オルガン他

久しぶりに安曇野市有明方面に出かけて、「カフェ アローム」に寄りました。地元ばかりでなく観光のお客様も多いお店ですが、暑いせいか一組いただけで、すんなりと入れました。午後のお茶に、チーズケーキと珈琲をいただきましたが、自家製だと思われるチーズケーキが美味しい。読書もして寛ぎました。寛ぎと興奮の一作を。

MIKE LeDONNE (マイク・ルドン)
ON FIRE (SAVANT 2006年録音)

   

マイク・ルドン(p,org、1956年生)は、最近もアルバム「It's All Your Fault」(SAVANT) を出すなど、活躍を続けています。ここ数年お気に入りのミュージシャンで、「That Feelin'」と「Partners In Time」は記事にしました。本作は、ルドンがオルガンを弾いたご機嫌なライブ録音。

メンバーは、マイク・ルドン(org)、エリック・アレキサンダー(ts)、ピーター・バーンスタイン(g)、ジョー・ファンズワース(ds)。1950~60年代のオルガンコンボと同様な編成で、ルドンは、ベースラインを自分で弾いていて、ベース奏者は入っていません。

曲目は次のとおり。

1  Could It Be I'm Falling in Love (Melvin and Mervin Steals) 邦題『フィラデルフィアより愛をこめて』
2  Spinky  (Charles Earland)
3  Idle Moment (Duke Pearson)
4  At Long Last Love (Cole Porter)
5  Prayer for Mary (Mike LeDonne)
6  Bones (Peter Bernstein)
7  In The Bag  (Nat Adderley)
1はスピナーズ(The Spinners)が1973年に発表したソウル(R&B)ミュージックの名曲。2はオルガンのチャールス・アーランド作、3はデューク・ピアソン作でグラント・グリーン(g)の演奏でお馴染みの曲、5と6は参加メンバーの作品。7は、ナット・アダレイ(tp)作のキャッチーなファンキー・ナンバー。

ニューヨークのジャズクラブ「Smoke」におけるライブ録音。「The Fire」というタイトルは、「Smoke」(直訳すると「煙」)という店名と演奏内容からつけられたものでしょう。最初の「Could It Be I'm Falling in Love」から寛いでファンキーな演奏を満喫できます。とりわけスロー・テンポの「Idle Moments」ではバーンスタイン(g)のフレッシュなプレイや妖しげなルドン(org)がよく、ファンズワース(ds)の繰り出す心地よいビートに乗った「In The Bag」でも、アレキサンダー(ts)らが好演。

(グラント・グリーン「IDLE MOMENTS(BLUE NOTE)」も聴きました。)

レコード(東芝盤)で、Idel Momentsを聴いているところです。

右から、グラント・グリーン「IDLE MOMENTS」、マイク・ルドン「On Fire」(CDです。)、フリードリッヒ・グルダ(p)「モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番・第21番」。

エチゴビールの3つの缶も気に入っています。

【カフェ arome(アローム)】

住所:長野県安曇野市穂高有明8148-5
電話:0263-87-8622
ホームページ:arome (アローム) - 穂高/カフェ [食べログ] (tabelog.com)

看板

外観

マンスリーcoffeeの看板。

店内

テラス席もあります。外から撮りました。

カウンターには、新聞、雑誌が備えられています。

ケーキセットを注文。

チーズケーキ。滑らかでなかなか美味しかった。

珈琲は、マンスリーCoffeeの、コロンビア産「クラシック・ウィラ」にしてみました。飲みやすい。

ビスケットもついてきました。

高崎で購入した文庫本を読んで、寛ぎました。