安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

スタン・ゲッツ「STAN MEETS CHET」と地ビール第1号のエチゴビールの話題

2021-07-15 18:55:48 | テナー・サックス

先日、上越市に出かけた際の帰りに、地ビールのエチゴビールをJR上越妙高駅内のNEW DAYSで購入しました。パッケージに音楽ファン向けのイラストが描かれているので、前からほしかった品物です。特にテナーサックスのものは、ジャズファン向けです。スタン・ゲッツ(ts)を聴きました。

STAN GETZ (スタン・ゲッツ)
STAN MEETS CHET (Verve 1958年録音)

   

スタン・ゲッツ(ts, 1927~1991年)は、夏に喫茶店などでよく耳にするテナー・サックス奏者です。「イパネマの娘」をはじめ彼の吹くボサノヴァは魅力がありますが、それら以外でも多くの名演奏を残しています。例えば、チェット・ベイカーと組んだこのアルバムにも興味が湧きます。

メンバーは、スタン・ゲッツ(ts)、チェット・ベイカー(tp)、ジョディー・クリスチャン(p)、ヴィクター・スプロールス(b)、マーシャル・トンプソン(ds)。ゲッツとベイカーが共演したアルバムは他にもありますが、このアルバムが最初に吹き込まれたものです。

曲は次のとおり。

1  I'll Remember April (Gene DePaul)
2  MEDLEY:Autumn In New York(Vernon Duke)~Embraceable You(Geroge Gershwin)~What's New(Bob Haggard)
3  Jor-Du (Duke Jordan)
4  Half-Breed Apache (Stan Getz)
こういった組み合わせのセッションは、基本的にスタンダードが選曲されますが、このアルバムでも有名曲が並んでいます。かなり昔に購入したレコードで聴いています。

タイトルこそ、STAN MEETS CHETとなっているものの、共演しているのは2曲だけで、あまりMeetsという感じはしません。簡単なヘッドアレンジだけでやっていて、「I'll Remember April」では、チェット・ベイカー(tp)がメロディを吹き出しているのにスタン・ゲッツ(ts)が横取りというか、やり放題で面白い。ベイカーは、「Autumn In New York」で本来の演奏をしていますが、ゲッツはバラードの「What's New」では音に強弱をつけながら柔軟に吹き、「Jor-Du」では、明るめに躍動していて、改めてゲッツの演奏に聴き惚れました。

【エチゴビールの購入】

ホームページ:エチゴビール-エチゴビール株式会社 (echigobeer.com)

   

上越妙高駅に来ています。

NewDaysです。

「日本酒だけじゃない クラフトビール発祥の地 新潟」とPRされていました。エチゴビールのコーナーです。

冷やした缶ビールがたくさん置いてありました。

   

こちらは、岩の原葡萄園のワインのコーナーです。720mmですが、一本買いました。

(安曇野市宅に、ビール缶を飾ってみました。)

棚の左端に置きました。マイルス・デイヴィスの吹く「The Man I Love」などを聴いています。

音楽関連のパッケージの商品です。

スタウトには、テナー・サックス奏者のイラスト。

エレガント ブロンドには、女性歌手とピニスト。

ピルスナーには、指揮者のイラスト。飲むのはこれからです。