安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

上田市中央のインド料理「ジャイプール」で「南インド料理 ミールス」の夕食。

2022-08-26 19:30:00 | グルメ

上田市にあるインド料理の「ジャイプール」は、バラエティに富んだインド料理を提供してくれます。久しぶりにこちらで食事をしたのですが、「南インド料理のミールス」という、多分、定食をいただきました。

カレーやスープの盛り合わせに、インド米、揚げパンなどがついてきました。酸味や辛味が感じられ、夏に相応しい食事になりました。あわせてタンドリーチキン、同行の友人はビリヤ二を注文。

お店の外観

看板。駐車場は広いです。

入口

店内。インド関連の置物などを飾ってあります。

このポスターが目に留まったので、南インドでメジャーな定食「ミールス」を注文。

ミールス。

大きな葉っぱのような、「せんべい」。小麦粉が元だとおもいますが、食感は柔らかめでパリパリしています。

ブーリ(インドの揚げパン)。生地がフワフワして、美味しい。ボリュームもあります。

インド米。本来は、ここにカレーとかスープをかけて食べるそうです。僕は、全くかけずにそれぞれの品物だけでいただきました。

ラッサムスープ。酸味が効いていて、トマトを使っているとのことです。

手前のスープ状のものはよくわかりません。

チキンカレー。カレーはそう辛くないものです。

豆と夏野菜を使ったサンバルスープ。これもやや酸味が効いていました。

野菜のボリヤル。ジャガイモは蒸しているかも。

タンドリーチキンも注文。

友人が注文した、ビリヤニ。ヨーグルトをかけて食べていました。タンドリーチキンまでいただき、満腹になりました。

【インド料理 ジャイプール】

住所:長野県上田市中央1-9-20
電話:0268-26-7878
ホームページ:ジャイプール トップページ (coocan.jp)


ミルト・ジャクソン「SUNFLOWER」、群馬県太田市伊勢屋の「スバル最中」など。

2022-08-25 19:30:00 | ヴァイブ、オルガン他

先日、群馬県太田市のジャズ喫茶「Km BLUE」を訪問後、SUBARUの工場前にある「伊勢屋」によりスバル最中を買いました。6×6さんのブログで知ったお店です。車の形をした最中は、甘さ控えめで美味しい。甘さ控えめの作品。

MILT JACKSON (ミルト・ジャクソン)
SUNFLOWER (CTI 1972年録音)

    

ヴィブラフォン(vib)奏者のミルト・ジャクソン(1923~1999年)は、アトランティックやヴァーヴなど多くのレーベルに録音がありますが、CTIレーベルにも3作品を残しています。ハードバップ系ではなくストリングスを用いるCTIと、ミルトは合わなさそうですが、意外とよい結果になりました。

メンバーは、ミルト・ジャクソン(vib)、フレディ・ハバード(tp)、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、ビリー・コブハム(ds)。ドン・セベスキーの編曲・指揮によるストリングスなど。

曲目は、次のとおり。

1  For Someone I Love (Milt Jackson)
2  What Are You Doing The Rest of Your Life? (Michel Legrand)
3  People Make The World Go Round (Thom Bell)
4  Sunflower (Freddi Hubbard)
ミルト・ジャクソンとフレディ・ハバードのそれぞれのオリジナル曲に、ミシェル・ルグランの名曲「これからの人生」、R&Bのスタイリスティックスの1971年のヒット曲「People Make The World Go Round(愛の世界)」を入れています。

ストリングスを入れた編曲重視のCTIレーベルのアルバムには興味を持てず、一部を除いてあまり聴いてきませんでした。ところが、先日行われた寺久保エレナ(as)のライブ(その記事へのリンク)で、彼女が「Sunflower」を取り上げ、フルートで演奏していて、それが良かったので、本アルバムを改めて聴いてみました。全体にフレディ・ハバードの柔らかで変幻自在なトランペットが光っていて、特にバラード調の「Sunflower」が素晴らしい。他の曲もテンポゆったりめで、ミルト・ジャクソン(vib)のブルージーなソロも入り、寛げました。

(参考)「Sunflower」を聴けます。

 
 
【伊勢屋のスバル最中など】
 
住所:群馬県太田市東本町24-23
電話:0276-22-2858
ホームページ:伊勢屋 - 太田/和菓子 | 食べログ (tabelog.com)

お店とは道を挟んで、「株式会社SUBARU 群馬製作所 本工場」があります。

伊勢屋店舗外観。「スバル最中」の看板がインパクトあります。お店は昭和9年創業。

ショーウィンドウには、SUBARUのミニチュアカーが展示してあります。

店内。

店内のショーケース。

六連星サブレ。壁には、六つの星をあしらった、SUBARUのペナント。スバル愛に満ちている店内でした。

スバル最中とサブロク焼きを自分用に購入。包装紙にも車の写真が印刷されています。

スバル最中。BLレガシィB4の形のようです。中身は餡子で、甘すぎず美味しい。続けて食べれて、夏の盛りでなければ、お土産に最適かと思いました。

サブロク焼き。スバル360の形をしています。中身は、ピーナッツクリーム入りの白あん。こちらは、ちょっと洋風の味わいがあり、珈琲のお供にも良かった。こちらも良いお菓子です。

お土産に買ったのは、日持ちのしそうなサブレです。

   

「スバルの歩み」というパンフレットも添付されていました。

スバルの車の歴史を辿ることができるように、歴代の車の写真が掲載されています。

   

現行の車の写真もあります。少し古いのかもしれません。

サブレの表面にはスバルの車の写真が印刷してあります。ご主人が食用のインクを使って印刷すると説明をしてくれました。珈琲とともにいただきました。また訪れたい和菓子屋さんです。


青山通著「ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた」(新潮文庫)を読み、シューマンのピアノ協奏曲を聴きました。

2022-08-24 19:30:00 | 読書

書店で最近たまたま手にとって、面白そうだったので購入した文庫本です。

   

カバー表紙

(カバー裏にある本書の紹介)

   

(著者の紹介)

   

   

(感 想)

テレビ放映の「ウルトラセブン」に魅せられ、その中の音楽に興味を惹かれ、ついにはテレビで使われていた曲にたどりつくまでを綴ってあり、感動的でした。たどりついた曲は、シューマンのピアノ協奏曲で、演奏者はディヌ・リパッティ(p)でした。

ウルトラセブンを観て育った世代の共感を呼んだためか、この本は結構読まれたようです。ことに、第2章は、ウルトラセブンのお奨め作品の紹介になっています。音楽を書いたり、監修を行った作曲家の冬木透さんと著者の対談も収録され、それも興味深かった。

シューマンの協奏曲について、リパッティやマルタ・アルゲリッチなど多くのピアニストの演奏を挙げて、『クラシック音楽は、同じ曲でも演奏によってまったく違う表情となる』と著者の青山さんが記しています。いろいろな演奏を聴きたくなりました。

【シューマンのピアノ協奏曲、今回聴いた演奏(CD)、関連書籍】

ディヌ・リパッティ(p)、カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団(1948年録音)

   

シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2MHzマスターによる) ウルトラセブン50th & リパッティ100th<期間生産限定盤>。テレビ「ウルトラマンセブン」で使われた演奏が入っています。

   

レコードで発売された際のジャケット。

   

豪華なブックレットがついています。スコアやウルトラマンセブンのテレビ放映の写真など。これだけでも、ウルトラマンのファンはほしくなるに違いありません。

(マルタ・アルゲリッチ)

   

マルタ・アルゲリッチ(p)。ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮ワシントン・ナショナル交響楽団(1978年録音)。SACDで聴いています。よく知られている演奏です。

   

マルタ・アルゲリッチ(p)。チョン・ミョンフン指揮フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団(2001年録音)

(フリードリヒ・グルダ)

   

フリードリヒ・グルダ(p)、フォルクマール・アンドレーエ(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。(1956年録音)。僕はグルダのファンなので、こちらも聴きました。端正な美しい演奏だと思います。

(池辺晋一郎著「シューマンの音符たち」)

   

ピアノ協奏曲が取り上げられています。シューマンのピアノ協奏曲は、5大協奏曲の一つに数えられる優れた作品だと述べられています。

(ノベルティグッズ)

   

ガソリンスタンドの「宇佐美」でもらったソフトビニールケース(A4の書類入れ)。確か、昨年か一昨年だったと思うのですが、ウルトラキャンペーンが開かれていて、その際の景品としていただきました。ウルトラマンは、やはりアピールするのでしょう。  


群馬県太田市のジャズ喫茶「Km BLUE」を2年ぶりに訪れました。

2022-08-23 19:30:00 | ジャズ喫茶

久しぶりに群馬県太田市のジャズ喫茶「Km BLUE」を訪れました。ブログで確認すると、前回は2020年9月だったので、約2年ぶりの訪問です。マスターは、僕のことを覚えていてくれて、話もできました。

大型のスピーカー「JBL  4344MKⅡ STUDIO MONITOR」と、力のあるパワーアンプ「マッキントッシュ MC501」でゆとりのある音が流れていて、気持ちのよい一時を過ごしました。アイスコーヒーも良かった。

看板。目立ちます。

建物外観。駐車場は広いです。

入口

店内

カウンター席は、間隔を広くとっています。

ピアノ。ライブは、休止中のようです。

   

音楽やオーディオ関連の雑誌が置いてあります。上から、「The Walker's」、「ジャズ批評」、「stereo」誌。

スピーカーは、JBL  4344MKⅡ STUDIO MONITOR。後の板は、吸音のためだそうです。

パワーアンプは「マッキントッシュ MC501」。

ケニー・バレル(g)の「Bluesey Burrell」がかかりました。CDを使っています。CDプレーヤーは、パイオニアPD-70AE。

続いて、ミルト・ジャクソン(vib)の「bags & trane」がかかりました。 

チーズケーキとアイスコーヒーを注文。どちらも美味しい。

続いて、コーラを注文。

群馬県の情報誌「raifu」2022年2月号にお店が掲載されていました。

   

上記雑誌の記事のページ。

【Km BLUE(ケーマイナー ブルー)】

住所:群馬県太田市龍舞町5482-1
電話:0276-50-1335
営業:12:00~20:00  定休:毎週木曜日、第2水曜日


高橋多佳子ショパン・ザ・シリーズSeason2《ショパンと楽聖たち》Vol.1(8月20日 上田市サントミューゼ)

2022-08-22 19:30:00 | クラシック演奏会

高橋多佳子(ピアノ)さんのコンサート「ショパン・ザ・シリーズSeason2《ショパンと楽聖たち》」の第1回『バッハとショパン』が開催されたので、上田市のサントミューゼに聴きに行きました。

   

チラシ表

(出 演)

ピアノ:高橋多佳子

高橋さんは、第12回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位。桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科を最優秀で修了。国立ワルシャワフィルをはじめ、国内の主要オーケストラと共演を重ねる。既にCDを20タイトル以上リリース。ソロ活動のほかピアノ・デュオ「デュオ・グレイス」、「椿三重奏団」としても活動している。詳しい略歴は次のとおり。

(曲 目)

Vol.1は、バッハとショパン ~偉大なる「音楽の父」とショパン~ と題して、バッハとショパンの曲が取り上げられました。

J. S. バッハ / フランス組曲 第6番 BWV817より「ポロネーズ」
F. ショパン / ポロネーズ ト短調、ポロネーズ 変ロ長調
J. S. バッハ / インヴェンション 第2番 BWV773
F. ショパン / エチュード 嬰ハ短調 作品25-7
J. S. バッハ / 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 BWV846「前奏曲」
F. ショパン / 24の前奏曲 作品28より第1,  2,  3,  13,  14,  15,  23,  24番

(感 想)

高橋多佳子さんのショパン・ザ・シリーズですが、ショパンの生涯をたどった昨年に続いて、本年は、シーズン2として「ショパンと楽聖たち」と題して開催されます。昨年が良かったので、今年も楽しみで、まず第1回に出かけました。

ショパンがバッハから影響を受けていることは、知識としてはあったものの、解説とピアノ演奏で具体的に示していただき、感激しました。ジヴヌィ先生がバッハを教材として教えていたため、ショパンが7歳で初めて作曲したのは、ポロネーズ2曲だそうです。

多声音楽(ポリフォニー)で作曲したエチュード作品25-7、平均律クラヴィーア曲集を念頭においたショパンの24の前奏曲と、バッハからの影響を明らかにしてくれました。ショパンの前奏曲で、高橋さんは低音をしっかりと響かせて、素晴らしい演奏を披露してくれました。

【高橋多佳子さんの twitter】

高橋多佳子さん (@takako1990) / Twitter

【チラシから演奏予定曲目、今後の予定】

本年も3回のシリーズです。概要は、下記のとおりで、あと2回も聴きに行く予定です。