おなじみ、黒猫さんのブログより、旧司法試験と新司法試験の異様な格差。
確かに、旧司法試験と新司法試験とは異様な格差があるのは事実だろう。だが、2つの試験は単純比較できないうえに、そもそも、「格差があってもいいじゃないか」というのが制度趣旨ではなかったか。
それと、黒猫さんの認識は若干情報不足の面があると思われる。まず、就職については、エクスターンのあるロースクールの方が有利な場合もある。何しろ、試験を受験する前から内々定が出ている人も結構いる。次に、任官や任検についてだが、前期修習の感触では、裁判官・検察官とも旧・新60期で偏りなく採用したいという意向が垣間見える(これについては、修習生からは愚痴のような言葉を聞くこともある)。
確かに、旧司法試験と新司法試験とは異様な格差があるのは事実だろう。だが、2つの試験は単純比較できないうえに、そもそも、「格差があってもいいじゃないか」というのが制度趣旨ではなかったか。
それと、黒猫さんの認識は若干情報不足の面があると思われる。まず、就職については、エクスターンのあるロースクールの方が有利な場合もある。何しろ、試験を受験する前から内々定が出ている人も結構いる。次に、任官や任検についてだが、前期修習の感触では、裁判官・検察官とも旧・新60期で偏りなく採用したいという意向が垣間見える(これについては、修習生からは愚痴のような言葉を聞くこともある)。