Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

世界ウルルン滞在記

2006年09月10日 23時12分25秒 | Weblog
 時々思い出したように「世界ウルルン滞在記」を観ると、良い作品(当たり)に出くわすことが多い。今週も当たりだった。
 バーディーがこの番組に求めるものは、素朴で単純な、自然の中での生活である。「いつになったらこんな生活ができるのだろうか」と考えつつ司法試験の勉強をしていた時期もあった。
 だが、人間は不思議なもので、素朴な田園・漁村での生活に憧れる一方で、東京やニューヨークの雑踏も恋しく思うのである。
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夢と生とのパラレリズム

2006年09月10日 19時39分04秒 | Weblog
 ずいぶん前に、シェイクスピアのテンペストから「我々の人生は夢と同じ素材で織り成されている・・・」という引用をした。その後、たまたまホーフマンスタールの次のような詩に出くわした。

 Wir sind aus solchem Zeug wie das zu Taumen,
 Und Traume schlagen so die  
 Augen auf Wie kleine Kinder unter Kirschenbaumen,・・・

 「我々は夢見る物から成っているのか、夢また夢が目を開くさまは、まるで桜の木の下の幼子のようだ、・・・」
 ・・・テンペストとはやや違うニュアンスであるが、やはり、人間=夢見る生物として描かれている。夢と生とのパラレリズムは、普遍的なものなのだろう。
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ピークシーズンの航空券

2006年09月10日 15時18分09秒 | Weblog
 サラリーマン時代には、毎年9月になると、年末年始の海外旅行の予約をするのがお決まりになっていた。そのときからいつも思っていたのが、航空券の予約をしたくてもできず、結局ツアーにもぐりこむ羽目になることである。
 この原因は、航空会社と旅行会社との間の取引で、年末・年始のピークシーズンについては、主要な航空券が、旅行会社によってほぼ押さえられてしまうことにある。例えば、12月30・31日のバンコク行き航空券については、現時点で(というよりは、かなり前から)全航空会社とも空席がない。さすがにこれはおかしいのではないか。
 こんな方法がまかり通るのであれば、バーディーとしても、12月29・30日の羽田・札幌便か羽田・福岡便あたりを、今後5年分位買い占めて、パッケージ・ツアーに組み込むことによって料金を上乗せするといった商売を考えてしまう。
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ロースクール批判(その3)

2006年09月10日 09時09分42秒 | Weblog
1 ウィキペディア
2 黒猫のつぶやき

 バーディーが見る限り、この2つは的確なロースクール批判だと思う。
 ちなみに、「ケースブック○○法」といったロースクール本にも問題おおありである。例えば、アマゾンの「ケースブック民事訴訟法」に対するカスタマー・レビュー。

1 ロースクールで複数の教員が設問の意図に疑問を呈しながら授業をするという不思議な「ロースクール教材」。特に、ひとりの研究者が唱えている考え方(争点効のように、どの基本書にも載っているようなものではない)への反論、再反論を取り上げては考えさせる問題が多く、難解な上に学ぶ意味が分からずモチベーションが上がらない。見ると、著者のほとんどは法科大学院教授ではなく、法学研究科教授である。そこで、これは研究者の「試験はこうあるべき」との希望を著したものなのか?という疑問に駆られるが、しかし、来る新司法試験でこのような一人説を答案で書いても高評価が得られるのだとしたら、その時は先見の明に脱帽である。

2 法科大学院用というが、学説の対立に突っ込んだ考察を求めるものが多く、実務家養成教育の教材として適切か疑問。判例研究と言うよりは、研究者の満足のためという印象が強い。また、一部の学説に過度に傾倒した記述が目立つ。いずれにしても、研究者用の教材としては良いかもしれないが、法科大学院用の教材としては不適当と思う。

3 ロースクールの既修者教材として指定されているので使っているが,お勧めできない。質問がやたらと細かく,かつ難しい。考えさせようという意図なのだろうが,思考を段階的に導くような配慮には乏しいので,この本の予習はいろんな文献を調べまくって答えを見つけるだけの作業になってしまう。学者の養成用ならともなく,実務家を養成するロースクール用のテキストとしては,もっと教育効果があがるものを用いるべきであろう。


 ここで私が注目したのは、「3」の「思考を段階的に導くような配慮には乏しい」という行である。これぞ未修者を混乱に陥れる必殺の「アンチ・ソクラテス・メソッド」であり、ロースクールをダメにしている最大の原因の一つであると思う。
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