(読売新聞6月29日)
福岡県内で起きた3女性連続殺人事件で、強盗殺人罪などに問われた同県直方市、土木作業員鈴木泰徳被告(37)の論告求刑。
検察側は「凶悪かつ残忍極まりなく、人間性のかけらもない、まさに鬼畜の所行。事件と全く向き合おうとせず、反省の態度はみじんも見いだせない」として死刑を求刑した。
9月7日に弁護側の最終弁論があり、結審する。
検察側は、「若い人に犯罪に走らないよう伝えたい」などと死刑回避を求める鈴木被告の法廷での態度について、「醜悪極まりなく、常識はずれも甚だしい。遺族の怒り、悔しさを増幅させた」と厳しく指摘した。
起訴状によると、鈴木被告は2004年12月12日、福岡県飯塚市の歩道で、専門学校生久保田奈々さん(当時18歳)を強盗目的で襲って絞殺。同月31日、北九州市小倉南区の路上で、パート従業員大中敏子さん(同62歳)を刺殺し、約6000円などが入ったバッグを奪った。05年1月18日には、福岡市博多区の公園で、会社員福島啓子さん(同23歳)を刺殺し、約1000円が入ったバッグなどを奪った。
今月7日の最終陳述でも、鈴木被告人は、例によって検察と裁判所をえんえんと非難し続けた。死刑廃止を訴えるならば、彼を更生させる手段を提示すべきだ。
福岡県内で起きた3女性連続殺人事件で、強盗殺人罪などに問われた同県直方市、土木作業員鈴木泰徳被告(37)の論告求刑。
検察側は「凶悪かつ残忍極まりなく、人間性のかけらもない、まさに鬼畜の所行。事件と全く向き合おうとせず、反省の態度はみじんも見いだせない」として死刑を求刑した。
9月7日に弁護側の最終弁論があり、結審する。
検察側は、「若い人に犯罪に走らないよう伝えたい」などと死刑回避を求める鈴木被告の法廷での態度について、「醜悪極まりなく、常識はずれも甚だしい。遺族の怒り、悔しさを増幅させた」と厳しく指摘した。
起訴状によると、鈴木被告は2004年12月12日、福岡県飯塚市の歩道で、専門学校生久保田奈々さん(当時18歳)を強盗目的で襲って絞殺。同月31日、北九州市小倉南区の路上で、パート従業員大中敏子さん(同62歳)を刺殺し、約6000円などが入ったバッグを奪った。05年1月18日には、福岡市博多区の公園で、会社員福島啓子さん(同23歳)を刺殺し、約1000円が入ったバッグなどを奪った。
今月7日の最終陳述でも、鈴木被告人は、例によって検察と裁判所をえんえんと非難し続けた。死刑廃止を訴えるならば、彼を更生させる手段を提示すべきだ。