Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

更生不能な人間(その2)

2006年09月08日 23時53分23秒 | Weblog
(読売新聞6月29日)
 福岡県内で起きた3女性連続殺人事件で、強盗殺人罪などに問われた同県直方市、土木作業員鈴木泰徳被告(37)の論告求刑。
 検察側は「凶悪かつ残忍極まりなく、人間性のかけらもない、まさに鬼畜の所行。事件と全く向き合おうとせず、反省の態度はみじんも見いだせない」として死刑を求刑した。
 9月7日に弁護側の最終弁論があり、結審する。
 検察側は、「若い人に犯罪に走らないよう伝えたい」などと死刑回避を求める鈴木被告の法廷での態度について、「醜悪極まりなく、常識はずれも甚だしい。遺族の怒り、悔しさを増幅させた」と厳しく指摘した。
 起訴状によると、鈴木被告は2004年12月12日、福岡県飯塚市の歩道で、専門学校生久保田奈々さん(当時18歳)を強盗目的で襲って絞殺。同月31日、北九州市小倉南区の路上で、パート従業員大中敏子さん(同62歳)を刺殺し、約6000円などが入ったバッグを奪った。05年1月18日には、福岡市博多区の公園で、会社員福島啓子さん(同23歳)を刺殺し、約1000円が入ったバッグなどを奪った。

 今月7日の最終陳述でも、鈴木被告人は、例によって検察と裁判所をえんえんと非難し続けた。死刑廃止を訴えるならば、彼を更生させる手段を提示すべきだ。
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富と名声

2006年09月08日 07時17分31秒 | Weblog
 「富と名声」を避けよ、とはニーチェの言葉である。確かに、この2つは人間を束縛する。
 例えば、親殺しの例をとると、世間で大々的に取りざたされるのは大抵名家の子息が親を殺害するというものである。最近では立教大学教授殺害事件や奈良放火殺人事件などがそうである。
 また、富と名声ゆえに、その後の転落が悲惨な例もある。極楽とんぼの山本圭一の今後はおそらく悲惨なものであろう。だが、バーディーが最も悲惨な「転落人生」だと思うのは、田代まさしである。全盛期の彼を知るだけに、「片翼の田代」を見ると、少し悲しくなってしまうのである。
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