Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ある意味での精神的幼さ

2008年06月04日 07時59分24秒 | Weblog
 弁護士から政治家に転身した橋元大阪府知事の言動を見るたびに、一般のサラリーマンから弁護士という人種がいかに精神的に幼く見えるかを痛感する。バーディーの見る限り、橋元府知事のようなメンタリティを持った弁護士は少なくない。
 その原因として考えられるのは、(従来は)合格率2~3%の超難関を潜り抜けてきた「秀才」として遇され、社会に出るや「先生、先生」と持ち上げられる一方で他人に頭を下げることもなく、上司からどやしつけられることもない、といった、職業上の生活環境なのだろう。仕事の内容も、「権利」や「正義」などといった、青臭い文言が通用する、悪く言えば精神的な幼さを助長するようなものかもしれない(そこにやりがいを感じる人も多いが)。
 これに対し、サラリーマンは、この真逆を行っている。誇張して言うと、社会に出る前には就職難に遭遇して自分の市場価値を思い知らされ、社会に出るや、客には頭を下げまくり、上司には奴隷のようにこき使われる、といった具合である。だが、こうした苦境を潜り抜けてきたためか、サラリーマンには、平均的な弁護士よりも精神的には大人の人が多いように私は感じる。
 がんばれ、サラリーマン。
 
コメント
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