人気の明治 ブランドの慶応 ワセダは地方で生き残り
早稲田が慶応を真似て系列化を進めたのは、少子化をにらんだ生き残り策の一つだったのだろうと思う。
けれど、中学から大学までなじみの人間しかいない環境というのも、健全なのだろうか。
これに対し、アメリカでは、大学院は母校と違う学校を選ぶのがいわば常識化している。オバマ大統領は、コロンビア大出身だが、大学院はハーヴァード・ロースクールだし、ブッシュ前大統領は、イエール大出身で、ハーヴァード・ビジネススクールに入学している。これは、多様な文化・思想・人間関係などに触れることを重視する伝統が根付いているからだと指摘されている。その代わり、人間関係が長続きせず、表面的なものにとどまるという欠点もある。
早稲田が慶応を真似て系列化を進めたのは、少子化をにらんだ生き残り策の一つだったのだろうと思う。
けれど、中学から大学までなじみの人間しかいない環境というのも、健全なのだろうか。
これに対し、アメリカでは、大学院は母校と違う学校を選ぶのがいわば常識化している。オバマ大統領は、コロンビア大出身だが、大学院はハーヴァード・ロースクールだし、ブッシュ前大統領は、イエール大出身で、ハーヴァード・ビジネススクールに入学している。これは、多様な文化・思想・人間関係などに触れることを重視する伝統が根付いているからだと指摘されている。その代わり、人間関係が長続きせず、表面的なものにとどまるという欠点もある。