「将棋世界」4月号で、青野照市九段が、「才能に勝る努力なし」という趣旨のことを書いていた。特に、才能のない少年少女はすぐに分かるそうである。一方で彼は、将棋の才能がなかった人でも、他の分野では活躍している人ばかりであることを指摘している。
この話は、法曹の世界にも当てはまると思う。才能のない人は、1つ2つ起案をさせてみればすぐに分かる。問題だと思うのは、そういう人でも、ロースクールでの成績は決して悪くないということである。
つまり、「実務家養成」を標榜する機関だが、才能は見抜けないのである。
この話は、法曹の世界にも当てはまると思う。才能のない人は、1つ2つ起案をさせてみればすぐに分かる。問題だと思うのは、そういう人でも、ロースクールでの成績は決して悪くないということである。
つまり、「実務家養成」を標榜する機関だが、才能は見抜けないのである。