Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

職業選択のミス

2013年03月17日 08時12分58秒 | Weblog
 最近、破産管財業務をやっていて、ひとつ感じることがある。それは、「ちょっと大きな事件になると、ひとり事務所では対応出来ない」ということだ。
 弁護士事務所の約7割が、弁護士1名と事務員1~2名で構成される「ひとり事務所」なのだそうだが、それには理由がある。弁護士を志望する人の多くが、組織の歯車として生きることをよしとしない考え方の人だからだ。サラリーマンから転職した私は、この業界を見て、つくづくそう思う。
 そんなこともあって、平均的な弁護士は、やや協調性に欠けるところがある。そんな性格の人が、他人との協調性が必要とされる業務、例えば、大型の破産事件などを遂行するのには、困難が伴う。だから、そのような人は、こうした業務をやるべきではないと思う。
 そういえば、大型の倒産案件に特化した事務所の弁護士は、比較的温厚な性格の人が多いように思う。やはり、他のメンバーとの協働が求められるせいだろうか。
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