ここ数年で急成長した、「闘う法律事務士」を標榜する弁護士事務所がある。その事務所は、依頼者のために相手方や裁判所と闘うことを売り物としているそうだ。
ここで大事なのは、「裁判所」も闘う相手に含まれているところである。これは正しいと思う。
裁判所が常に味方だとは限らないし、さらに言えば、「正義」とも限らない。これを忘れて、ひたすら裁判所の心証を有利に導く点だけに心を配ると、依頼者の利益を損ねることもある。
ここで大事なのは、「裁判所」も闘う相手に含まれているところである。これは正しいと思う。
裁判所が常に味方だとは限らないし、さらに言えば、「正義」とも限らない。これを忘れて、ひたすら裁判所の心証を有利に導く点だけに心を配ると、依頼者の利益を損ねることもある。