絶望の裁判所
まだ半分くらいしか読んでいないが、評判通りの本だと思う。
瀬木さんの指摘する「事務総局支配」は、金融機関の人事を知っている私にはある程度想像がついたが、一般企業のように「勤務評定」がない分、事務総局の力が強まっているのではないかと思う。
瀬木さんによると、事務総局は、個々の裁判官が書いた判決をチェックしているという。国や公共団体が当事者である訴訟や世間をにぎわせる類の事件について、裁判官が判決を書きたがらず、「和解で落とす」方法を模索するのも合点がいく。
まだ半分くらいしか読んでいないが、評判通りの本だと思う。
瀬木さんの指摘する「事務総局支配」は、金融機関の人事を知っている私にはある程度想像がついたが、一般企業のように「勤務評定」がない分、事務総局の力が強まっているのではないかと思う。
瀬木さんによると、事務総局は、個々の裁判官が書いた判決をチェックしているという。国や公共団体が当事者である訴訟や世間をにぎわせる類の事件について、裁判官が判決を書きたがらず、「和解で落とす」方法を模索するのも合点がいく。