安全なねぐら

台風影響か野鳥死骸３０００羽　スズメやムクドリ　さいたまなど１１市町
　「強い台風１５号が県に接近した９日、県内１１市町で野鳥の死骸が計約３０００羽見つかったことが県への取材で分かった。鳥インフルエンザのウイルス検査は陰性だったという。山階鳥類研究所（千葉県我孫子市）の平岡考たかし専門員は「夜中の暴風雨で、安全な場所に避難できなかったり、急激に体温を奪われたりした複数の要因があったのではないか」と話している。」

　九州・沖縄には強力な台風がよくやってくるが、何千羽という鳥が死んだという話は聞いたことがない。
　これは、例えばスズメでいうと、夜は竹林などの安全なねぐらで寝ているからではないかと思う。
　ところが、都会のスズメやムクドリなどは、街路樹などもねぐらとしているようである。
　その場合、今回のような強い台風が深夜にやってくると、鳥たちはひとたまりもない。
　不運が重なったということかもしれない。