Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

身柄と身体

2019年10月31日 08時14分03秒 | Weblog
「判断、もっと慎重に」取り調べの身体拘束NO、九州で拡大 弁護士会が運動展開、全国でも上位に
 「警察が容疑者取り調べのために身柄を拘束する「勾留」について、弁護士が裁判所に取り消しを求める「準抗告」の動きが九州で広がっている。かつてはほとんど認めなかったが、今年6~8月には、九州・沖縄の8県で準抗告250件のうち約4割(98件)で成果があった。

 弁護士が「身体拘束」という言葉を使っているのに対し、新聞社は「身柄拘束」という言葉を使っている。
 おそらく、法曹については、司法研修所での刑事弁護の最初の講義で、「身体拘束」の語を用いるよう指導されるはずである。
 「身柄」というと、何やら抽象的で、「モノ」を扱うようなニュアンスを帯びる。そもそも「柄」の意味が分かりにくい。 
 だが、拘束の対象は端的に言って「カラダ」(身体)なのであり、そのことをストレートに表す「身体拘束」の方が適切なのである。
 状況によっては、「牢屋への閉じ込め」、「腰縄と手錠でがんじがらめ」などという表現でもいいかもしれない。
コメント
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