養育費、遺言…揺らぐ公証制度の信頼 効力失うケースも 国はミス件数公表せず「聖域化」
「椛島氏らは地方法務局が年に1回、公証役場に行う立ち入り調査の記録を情報公開請求し、開示された03年度分を分析した。それによると、全国552人の公証人のうち、59%に当たる329人がミスを指摘されていた。1126件のミスのうち672件が公正証書関連で、印鑑証明と公正証書の印影が違うといった単純ミスも目立ったという。」
公証人は、ほぼ裁判官出身者か検察官出身者で占められているといわれ、彼らの第二の人生ともいえる。
確定日付の付与などの単純な事務も多いようで、事務所に行っても、のどかな雰囲気が漂っているところが多い印象である。
上に引用した記事にあるように、ミスが多いのは、退官後の年配の方たちが業務を行っているということもあるだろうが、検察官出身者が民事・家事関係の業務を行う点にもあると思う。
いわゆる「赤レンガ組」(法務省で立法等を担当する検事)は別として、捜査・公判を主に担当してきた検事にとって、おそらく公証人の業務は畑違いではないかと思われるのである。
「椛島氏らは地方法務局が年に1回、公証役場に行う立ち入り調査の記録を情報公開請求し、開示された03年度分を分析した。それによると、全国552人の公証人のうち、59%に当たる329人がミスを指摘されていた。1126件のミスのうち672件が公正証書関連で、印鑑証明と公正証書の印影が違うといった単純ミスも目立ったという。」
公証人は、ほぼ裁判官出身者か検察官出身者で占められているといわれ、彼らの第二の人生ともいえる。
確定日付の付与などの単純な事務も多いようで、事務所に行っても、のどかな雰囲気が漂っているところが多い印象である。
上に引用した記事にあるように、ミスが多いのは、退官後の年配の方たちが業務を行っているということもあるだろうが、検察官出身者が民事・家事関係の業務を行う点にもあると思う。
いわゆる「赤レンガ組」(法務省で立法等を担当する検事)は別として、捜査・公判を主に担当してきた検事にとって、おそらく公証人の業務は畑違いではないかと思われるのである。