「すべて佐川局長の指示です」森友事件で自殺した財務省職員「遺書」入手
「「手記」と題されたA4で7枚の文書は、自殺当日まで書かれていたとみられ、「すべて、佐川理財局長の指示です」「美並近畿財務局長に報告したと承知しています」など、当時の財務省、および近畿財務局の幹部らの言動について実名で詳細につづられている。また「財務省が国会などで真実に反する虚偽の答え弁を貫いている」などと同省の対応を強く批判しており、赤木氏自身、そうした不法行為に加担させられて心身ともに苦しんだ様子もつぶさに記されている。」
この記事について、岡口基一判事は、「公文書が改ざんされるだなんて、もはや近代国家とは呼べない未成熟な国」と憤慨しておられる。
だが、実は、古代国家にも劣るというべきである。
古代のギリシャ・ローマ都市は、「国庫」という概念を持たなかった(「国庫」を参照)。
「国庫」が存在すれば、それを握るものが独裁的な権力を手に入れることは必至だからである。
さらに言えば、「公僕」(servi publici)という存在(今でいえば「公務員」)もなかったそうである。
そうすると、現在の日本は、近代国家の名に値しないだけでなく、古代ギリシャ・ローマにも劣ることになる。
赤木職員に合掌。
「「手記」と題されたA4で7枚の文書は、自殺当日まで書かれていたとみられ、「すべて、佐川理財局長の指示です」「美並近畿財務局長に報告したと承知しています」など、当時の財務省、および近畿財務局の幹部らの言動について実名で詳細につづられている。また「財務省が国会などで真実に反する虚偽の答え弁を貫いている」などと同省の対応を強く批判しており、赤木氏自身、そうした不法行為に加担させられて心身ともに苦しんだ様子もつぶさに記されている。」
この記事について、岡口基一判事は、「公文書が改ざんされるだなんて、もはや近代国家とは呼べない未成熟な国」と憤慨しておられる。
だが、実は、古代国家にも劣るというべきである。
古代のギリシャ・ローマ都市は、「国庫」という概念を持たなかった(「国庫」を参照)。
「国庫」が存在すれば、それを握るものが独裁的な権力を手に入れることは必至だからである。
さらに言えば、「公僕」(servi publici)という存在(今でいえば「公務員」)もなかったそうである。
そうすると、現在の日本は、近代国家の名に値しないだけでなく、古代ギリシャ・ローマにも劣ることになる。
赤木職員に合掌。