Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

サラリーマンと自由業

2006年04月10日 09時43分32秒 | Weblog
 かつて勤務していた会社が他社に吸収合併、一抹の寂しさを覚える。
 バーディーがいた会社はそれなりによい会社であった(過去形)。特に、良い上司に恵まれた時期は毎日気分が良かった。弁護士の先生方をみていてふと思うのだが、自由業もよいものだが、チーム・プレーのすばらしさは、やはり経験しておくべきだと思う。ゴルフだけでなく、野球も上手い方が得である。
 ところが、相性の会わない上司に当たったときや、組織目標に疑問を抱いたときなどは、サラリーマンは最悪である。最近では、銀行の吸収合併などで吸収される方の会社に属していた人などは、理不尽な昇進差別などに遇うという話もきく(もちろん違法ではないが)。
 私が経験したいやな体験は、残業をめぐるものであった。一時期、私は午前中が仕事がはかどるため、朝早く会社に来て、夜は早めに切り上げることにしていた。そして、土日のうち一日は、休日出勤していたのである。おまけに、そのことは上司などには分からない。休日出勤分を平日の残業時間につけるのは気が引けるからである。ところが、勤務評定の際には、「アイツは他の人と比べると圧倒的に残業時間が少ない」と揚げ足をとる人が出てきたのである。
 高校時代、イチローは、人が見ていない深夜に素振りの練習をしていたため、「学校には幽霊が出る」と言われていたらしい。人には見えないところでする努力は美談とされるのが日本の常である。ところが、サラリーマン社会ではその反対である。本当に仕事をすることよりも、仕事をしているかのように見せかけることの方が大事な場合もある。周囲が残業していれば、自分も残業しなければならない。
 ・・・それに、早稲田セミナーの成川院長もいうとおり、「サラリーマン社会にはいじめの風土がある」。これが最大の問題点である。 
 

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