Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

反社認定(9)

2021年06月24日 06時30分04秒 | Weblog
518ページの「赤木ファイル」公開 近畿財務局は実名公開で本省キャリアは黒塗りの理不尽〈dot.〉
 「森友学園問題を国会で追及してきた福島伸享元衆院議員はこう語る。
「財務省は責任を赤木さんら近畿財務局に押し付けるようなやり方をしていたのではないのか」
 福島氏は財務省が赤木さんらに宛てたメールで名前が登場。福島氏からの資料要求にについて財務省が<近畿(財務局)に探させているけどなかなか…>とごまかし、引き延ばすような文言もあった。福島氏はこう話す。
「私は官僚だったので、絶対に決裁文書があると要求を続けた。引き延ばして、公文書を改ざんする時間稼ぎだったのでしょうかね。公開されたファイルは赤木さんら近畿財務局の名前は出ていて、財務省側の名前が黒塗りになっている。“キャリア隠し”ですね。本当にひどい。財務省は赤木ファイルだけではなく、まだ森友学園問題の真相にかかわる文書を隠しているはず。赤木ファイルをきっかけに、新たな文書が出てくるように期待したい」


 記事によると、提出された備忘記録に書き込まれた手書きの文字はどうやら赤木さん本人のもののようだ。
 改ざんの「指示者」の名前が黒塗りにされ、近畿財務局側の人物名は出ているため、”キャリア隠し”と指摘されているが、ここで大きな問題が看過されているように思う。
 それは、近畿財務局側の抗命義務である。
 報道を見ると、近畿財務局は、「組織の掟」として指示に「従わざるを得なかった」という同情的な論調が大半だが、これは「強い者には従うしかない」という思考にほかならない。
 この発想がある限り、同種の事件は防止できないと思うのである。

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