美の公設事務所損賠訴訟:「債務整理放置」新たに3人提訴 元所長相手に /鹿児島
美市に05年に設置された「公設事務所」の初代所長だった高橋広篤弁護士(32)=静岡県掛川市=を相手に、奄美市内と大島郡内の男女3人が計240万円の損害賠償と不当利得返還を求める訴えを鹿児島地裁名瀬支部と、名瀬簡裁に起こした。「高橋弁護士に債務整理を放置された」とする訴訟は、これで計5件となった。
高橋前所長に対する苦情は160件あるそうだから、今後も訴訟は増えるだろう。
それにしても、奄美大島にこんなに債務整理の相談があったとは、一般の人は驚くだろう。ところが、こういう「島」で、消費者金融が進出しているところは、えてして債務整理の相談が多く、したがって、弁護士にとっては過払金返還訴訟という飯のタネが転がっているのである。
そんなわけで、離島の公設事務所長は、「あの弁護士は2~3年で数億円稼いだらしい」と同業者からねたまれることになる。
美市に05年に設置された「公設事務所」の初代所長だった高橋広篤弁護士(32)=静岡県掛川市=を相手に、奄美市内と大島郡内の男女3人が計240万円の損害賠償と不当利得返還を求める訴えを鹿児島地裁名瀬支部と、名瀬簡裁に起こした。「高橋弁護士に債務整理を放置された」とする訴訟は、これで計5件となった。
高橋前所長に対する苦情は160件あるそうだから、今後も訴訟は増えるだろう。
それにしても、奄美大島にこんなに債務整理の相談があったとは、一般の人は驚くだろう。ところが、こういう「島」で、消費者金融が進出しているところは、えてして債務整理の相談が多く、したがって、弁護士にとっては過払金返還訴訟という飯のタネが転がっているのである。
そんなわけで、離島の公設事務所長は、「あの弁護士は2~3年で数億円稼いだらしい」と同業者からねたまれることになる。