<中国製ギョーザ>天洋食品、混入否定 当局「使用例なし」(毎日新聞)
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、製造元の「天洋食品」の底夢路工場長は2日、工場のある石家荘市内のホテルで記者会見した。「厳格な生産管理、消毒制度を導入しており、農薬事故は一度もない」と述べ、中毒の原因となった有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が工場内で混入した可能性を否定し、工場側に過失はないとの立場を明確にした。1月30日の事件発覚以降、天洋食品が見解を明らかにするのは初めて。
これに先立ち、輸出食品の安全を管理する河北省輸出入検査検疫局の程方局長も会見し「天洋食品は過去、メタミドホスを使用していなかった」との調査結果を公表した。
製造工場、中国当局とも過失を否認しているわけである。もちろん、原因は掴めていない(少なくとも表向きは)。彼の国のことゆえ、これ以上追及しても「誠意ある対応」は出てこないだろう。原因究明まで輸入禁止というのが妥当な対応だと思う。
さて、彼の国、特に北京や上海は不動産バブルの状態にあり、「竣工して十年もたたない建物を、取り壊して新たにビルを建てる」(週間新潮・福田和也氏の「闘う時評」)というありさまである。こうした流れとは、一線を画しておきたいものだ。
中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、製造元の「天洋食品」の底夢路工場長は2日、工場のある石家荘市内のホテルで記者会見した。「厳格な生産管理、消毒制度を導入しており、農薬事故は一度もない」と述べ、中毒の原因となった有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が工場内で混入した可能性を否定し、工場側に過失はないとの立場を明確にした。1月30日の事件発覚以降、天洋食品が見解を明らかにするのは初めて。
これに先立ち、輸出食品の安全を管理する河北省輸出入検査検疫局の程方局長も会見し「天洋食品は過去、メタミドホスを使用していなかった」との調査結果を公表した。
製造工場、中国当局とも過失を否認しているわけである。もちろん、原因は掴めていない(少なくとも表向きは)。彼の国のことゆえ、これ以上追及しても「誠意ある対応」は出てこないだろう。原因究明まで輸入禁止というのが妥当な対応だと思う。
さて、彼の国、特に北京や上海は不動産バブルの状態にあり、「竣工して十年もたたない建物を、取り壊して新たにビルを建てる」(週間新潮・福田和也氏の「闘う時評」)というありさまである。こうした流れとは、一線を画しておきたいものだ。