Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

愛読書

2008年07月21日 22時06分52秒 | Weblog
 法曹たるもの、一度は刑務所見学をやっているはず。
 バーディーが刑務所で注目していたのは、囚人が読む書物であった。ごく普通のベストセラー本もあれば、「ちょっとこれはいかがなものか」と思わせる雑誌もある。そんな中で、よく目にしたのは、「実話ナックルズ」であった。
 この雑誌には、なぜか刑務所や警察のインサイダー情報が掲載されている。たとえば、金沢刑務所の食事のメニューのコピーが載っていたり、巡査部長への昇格試験の内情などが描かれていたりする。
 実は、ナックルズは、「NOT娑婆」の人たちの交流のための雑誌なのかもしれない。
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年収200万円の壁

2008年07月21日 20時51分12秒 | Weblog
 連休は恒例となった宮古島旅行。台風の名残で島の北側は風・波が強かったが、幸い南東側は静かで、絶好のスノーケリング日和であった。
 さて、沖縄といえば、この人、岡留安則。沖縄暮らしの長い氏によると、楽園リゾートのイメージとは裏腹に、島民の年収は低く、なんと、年収200万円以下の人が大半を占めるのだという。
 ちなみに、「実話ナックルズ」によると、島に本土から観光客が押し寄せる夏場になると、一部の島民の水道使用が制限される。観光客が消費するシャワーの量が増大するためである。
 ふーむ、「楽園の陰に悲劇あり」。
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「躁」と立候補

2008年07月17日 21時57分03秒 | Weblog
 「「狂い」の構造」を読んでいたら、「躁病」の末期症状の例として、
① 「笑っていいとも!」をジャックした有吉佐和子
② 「立候補」が止まらなかった黒川紀章
が挙げられていた。
 二人とも、尋常でないハイテンションぶりのため周囲を唖然とさせ、夜も眠れぬほど興奮したため、睡眠薬を常用したあげく、心臓発作ないし心不全で急死した点で共通している。
 著者の春日武彦氏と平山夢明氏によると、”ハイ”になった人は、今ならおそらく「立候補」という症状を示すのだろうと推測している。
 むむむ、するどい分析だ!
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消費は伸び悩み

2008年07月17日 08時43分36秒 | Weblog
日銀月報、景気判断を下方修正 「消費は伸び悩み」(日経ネット)
 
 ちょっと前のデフレはどこに行ったんだよ、という感のある最近の物価上昇である。可処分所得が横ばいのまま物価が上昇すれば、個人消費は減少するという、サルでも分かる経済現象である。
 バーディーも、数年間の無収入時代を経てきたこともあり、生活費の削減は得意なほうである。つめに火をともすことに若干の快楽を見出すこともある。
 日本人の多くは、耐乏生活に順応できると思う。戦後がまさしくそうだし、もともと資源のない国なのだから。
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ノストラダムスの大予言

2008年07月15日 23時40分38秒 | Weblog
 今となってはお笑い種でしかないが、五島勉の「ノストラダムスの大予言」の中で、中国人民解放軍の中東侵攻という説が取り上げられていたと記憶している。要するに、経済発展のためにのどから手が出るほど欲しい石油を求めて、中国が軍事力を行使し、これが第3次世界大戦を招くというシナリオである(ただし、あくまで私の記憶)。
 このシナリオは、昨今の中国の「石油外交」を見るに、ほんの少し現実味を帯びてきたと思う。この調子で原油高が続くと、中国バブルの崩壊は必至だろうからである。
 恐怖の大王が降臨するのは、1999年ではなく、「2009年」だったりして。
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所帯じみる

2008年07月15日 08時07分57秒 | Weblog
 言いたくても言えなかったちょっと過激な仕事の作法 は、いわずと知れた早稲田セミナー院長の名著である。
 その中に、
職場に家族の写真を飾っている輩に仕事のできるヤツはいない」というのがあり、バーディーも前の職場で実例を多く見ている(ごく少数の例外もある)だけに、妙に納得してしまうのであった。
 金融機関でありがちなのは、上司や同僚ではなく、むしろ一般職おばちゃん軍団の家族の話であり、これははっきり言って業務妨害であろう。毎日、知らない人の話を、繰り返し繰り返し聞かされるのである。
 本当に仕事のできる人は、仕事中は無駄な会話がほとんどないものだ。本当に家庭を大切にする人は、雑談などせず、仕事を時間内に終わらせて、家に帰って幸福を味わっているのだろう。
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甘ったれ外交

2008年07月14日 08時48分08秒 | Weblog
小沢代表が政府の甘ったれ外交を批判(サンスポ)
 北朝鮮の拉致や核問題に関して「(ブッシュ米大統領に)『拉致問題は決して忘れない』と口では適当なことを言われているが、忘れていないなんてことはない。最初から頭に入っていない。日本の扱われ方はその程度だ」。米国との対等な関係構築を目指すことが小沢政権の外交方針とのアピールだ。

 拉致問題について、自衛隊を出動させて奪還すべしとするPINEさんに同調することはできないが、「アメリカさん、何とかしてよ」という日本の姿勢が諸外国から陰で馬鹿にされていることは間違いない。
 特殊部隊を潜入させて、隠密裏に奪還することができればそれに越したことはないが、いかんせん、日本にそのような力も組織もない。
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休まず遅れず仕事せず

2008年07月12日 23時55分04秒 | Weblog
 海外旅行をする度に、休暇に関する欧米人と日本人との意識のギャップに唖然とする。
 たとえば、2月にタイのプーケットやサムイに行くと、如何に多くのヨーロピアンが、日本では考えられないほど長期の休暇をとって旅行しているかに驚く。中でも、ドイツ人は凄い。この時期のサムイ島の人口の半分近くがドイツ人といってもよい。
 対して、日本では、休暇をとると、職場の上司や同僚から決してよく思われない。末広厳太郎先生の「役人三原則」にも言うとおり、「休まない」ことが組織人としての第一原則なのであり、普段どんなに仕事ができる人でも、他人が働いているときに休暇をとると、人事ではマイナス評価となる。
 ちなみに、サービス残業にも、日本人のこうしたメンタリティが反映されていると思う。サラリーマンに聞いてみるとよいが、残業しすぎるのはマイナスだが、周囲が残業しているのにまったく残業しないと、これまたマイナス評価となる筈である。
 これらは、日本人が農耕民族であり、協働の文化を持っているからなのかもしれない。
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小菅ヒルズ

2008年07月12日 11時54分24秒 | Weblog
 保釈中の被告人について、上告棄却決定がなされてどのくらいしたら収監されるか、知っている法律家は実に少ない。
 村上正邦氏の場合、上告棄却が3月27日で、収監が5月15日だから、約1か月半であった。
 上告していた場合、収監の業務は高検が取り扱う。被告人はまず「小菅ヒルズ」(東京拘置所)に収容されて、どの刑務所に行くかなどについて「分類面接」を受ける。
 ちなみに、「小菅ヒルズ」というのは、佐藤優氏のネーミングである。
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がんばるべからず

2008年07月12日 08時26分18秒 | Weblog
 修習中指導担当の弁護士の先生から、冗談半分に、
「あんまりがんばりすぎると、かえってボス弁から疎まれることもあるから、注意しなさい」
と助言されたことがある。
 その趣旨は、ボスから配点される仕事の中には、ボスの重要顧客の事件が含まれていることがあるが、そこでがんばって仕事をして、その顧客に好印象を与えると、ボスは、
「このお客をうちのイソ弁が独立するときに奪っていくかもしれない」
という疑念、はっきりいえば嫉妬に駆られるのだという。上記弁護士先生がいうには、こうした例をよく見てきたそうだ。
 確かに、同じ事務所で働いていても、弁護士というものは、サラリーマン以上に「ライバル」なのかもしれない。ましてや、弁護士過剰の現在と将来においては。
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