方言

ニセ関西弁で台無し！　ＮＨＫ平清盛
　ほぼ１０年ぶりに神戸に行ってみたくなり、マイレージ特典を使って神戸空港から三ノ宮に着いたとたんに過去の苦い思い出がよみがえり、ただちに大阪へ向かう。神戸での仕事は、しんどかったという記憶しかない。
　さて、南森町で飲んでいると、隣は住宅かマンションのご婦人たち（いわゆるオバチャン）の飲み会のようである。ふと、「新しく福岡から来た○○さんの奥さん」の話題になった。
　ある一人が、「あの人、九州から来たから言葉がへんやわ。大正区に住むんやったら言葉を直せいいたいわ」と発言すると、全員が「ほんまや」と賛同する。転勤などで引っ越してきた○○さんは、おそらくイジメに遭っているのだろう。隣で聞いていて鳥肌の立つ思いがする瞬間であった。
　関西ネイティブの人間にとって、標準語もよその方言もすべて「へんな言葉」であり、地元で生活していこうとするならば、「完璧な関西弁」を身につけるべきだというのが、オバチャンたちの言い分のようだ。だとすれば、加藤浩次のレベルではかえって反感を買うだけだろう。
　・・・なんだか、アジア・アフリカ系のＴＡ（ティーチング・アシスタント）をいじめるアメリカの裕福な生まれの白人学生たちを思い出すなあ。

ヘビースモーカー

首相「１８歳からタバコ…」　あわてて修正
　例外はあるだろうが、ヘビースモーカーの人は、仕事嫌い（仕事をしない）の傾向があるように思う。少なくとも、集中力に欠ける傾向があるのは確かだ。
　職場での禁煙が当たり前になると、ヘビースモーカーは、仕事を頻繁に中断して喫煙所に出かける。当然、仕事の能率は落ちる。かといって、煙草を吸わないと、今度はニコチンが切れて頭が働かなくなる・・・。
　ちなみに、私の職場に喫煙者はいない。これは大変ありがたいことだ。

キセル残業

　かれこれ１０年以上前の話になるが、毎日夕方６時ころになると席を立って、７時３０分くらいに戻ってくる先輩がいた。その間は残業として申告しており、残業代をもらっていた。
　だが、彼はこの時間、近くにあるスポーツクラブに行き運動した後、飯を食っていたそうであり、ようするに残業代の詐取である。
　会社にはいろいろな人がいるものだ。

定着しない

　何年かいろいろな法律事務所を見ていると、弁護士が定着しない事務所に共通する特徴が見えてくる。

１　イソ弁を酷使する・・・体（・心）を壊してやめるようである。
２　ボスが横暴である・・・説明するまでもない。
３　ボスの家族や愛人が弁護士・事務員として幅を利かせている・・・他の弁護士は嫌気がさすようである。
４　弁護士法人化しており、僻地に事務所がある・・・言うことをきかないと飛ばされるようである。
５　グレーな仕事を配点される・・・フロント企業の関連企業の事件を集中的に配点されてやめた弁護士がいる。
　　
　まあ、思いつくのはこんなところか。結局、法律事務所も中小企業と同じなのだ。

こりゃだめだ

国家公務員新規採用4割減 「若者いじめ」批判相次ぐ
　雇用についての現政権の考え方をよく示すものだと思うが、これではダメである。
　「政治と行政の身を切る姿勢」とあるが、国会議員を４割以上減らすわけではない。ちなみに、いわゆる「国会対策」が官僚の仕事の大きなウェイトを占めることは有名だが、国会議員が減れば、官僚が無駄な仕事にエネルギーを費やす必要もなくなる。
　

話し合い解散

＜政府・民主＞自民へ「工作」活発化　話し合い解散も視野
　解散するのであれば、ガラガラポンをやってもらいたい。つまり、解散前に民主・自民とも主義主張の違うものどうしは分かれたうえで、新しい政党を作って出直すのである。
　かくして、ミニ政党が乱立した宮沢政権後の状況が再現することとなる・・・？

職業と平均寿命

　佐藤康光九段によると、棋士の平均寿命は短いそうである。
　かつては、ばくち打ちのような棋士もいたようだが、現在のようにスマートな棋士が多くなってもそうなのだとしたら、短命のの原因の一つは、根を詰めることにあるのではないだろうか。何しろ、タイトル戦ともなれば、各８時間（２人で計１６時間）、考え続けるのだから。

伸びしろ

　３月は異動の季節・・・ということで、私がかつて勤めていた会社の内示が出たそうだ。そこでびっくりしたのは、「アイツが課長かよ！」というような人事があったこと。だが、若手のころはおっちょこちょいでだいじな仕事は務まらなさそうな人物でも、数年たつと立派に成長していることは、一般企業では珍しくない。２１歳くらいで採用して、３年もみっちり鍛えれば、十分成長する。２５歳くらいまでは、能力に「伸びしろ」があるからだ。
　これに対して、弁護士が数年で飛躍的に成長することはまずないという。これは、研修所の民事弁護教官が力説していたことだ。だから、ボス弁は、イソ弁の資質と将来性を、最初の１，２つの起案で見透かしてしまうのである。これは怖いことだ。

閉店

新宿三越アルコットが閉店へ 跡地は最大級ビックカメラ
　１９２９年からの歴史に幕を下ろすということだが、個人的には、ジュンク堂書店も退去するというのが悲しい。新オーナーのビックカメラとの賃料交渉がまとまらなかったようだ。
　オーナー・チェンジといえば、うちの近所でも、３年ほど前に、「黄色い帽子」から「赤いペンギン」にオーナーが変わった。その際、一部のテナントが退去したのを思い出す。

自作自演と犯罪

食べログのやらせ業者問題について。やらせ業者の書き込みは犯罪になるのでしょうか？

　「食べログ」の件で、偽計業務妨害の成否が取りざたされているが、どうもしっくりこない。
　運営者側はこの問題を知りながら１年たってようやく公開したとのことで、対抗策もとっていなかったようである。仮に告訴したとしても、警察は「被害者」のこうした態度を見て、本気で捜査しないのではないかと思われる。