Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ミスマッチとマッチ&ポンプ

2012年03月21日 07時34分16秒 | Weblog
<雇用推計>若者ミスマッチ鮮明 「即戦力」重視、構造的に
 「学生の就職希望が大企業に集中し、人手不足の中堅・中小企業に人材が集まらない」というのであれば、就職できない・しない若者はどうしているかというと、親に養ってもらっているか、アルバイトなどで生活していると考えるのが自然である。実際、私の身近なところにも、そのような境遇の若者がたくさんいる。
 裏を返すと、親の世代は比較的豊かなのであって、そうでない家庭の若者は、「人手不足の中堅・中小企業」に就職しているに違いない。そうしないと生活できないからである。
 結局、「ミスマッチ」の背景には、世代間の富の偏在という問題があるようであり、ここに手をつけないといけないのだろう。だが、依然として「65歳までの再雇用義務付け」や「国家公務員採用抑制」などの、高齢者層に手厚く、若年層に厳しい、マッチ&ポンプ的な雇用政策ばかりが目立つ。
 恵まれた境遇にある若者は、大企業に勤める親にはいつまでも働いてもらい、退職後も年金の一部を回してもらい、最後には財産を相続するのが合理的かもしれない。「就職したら負け」という言葉も、あながち間違っていないようだ。
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逸走?

2012年03月20日 08時12分55秒 | Weblog
2012年 第60回 阪神大賞典(パトロールビデオ)
阪神大賞典(柏木集保さんのコラム)
 パトロールビデオを見る限り、オルフェーヴルは「逸走」していない。3コーナーで早くも先頭に立ったため、池添騎手があわてて手綱をひいたら、力が入りすぎて馬が「レース終了」と勘違いしたというのが正しいのだろう。
 
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二杯目は?

2012年03月19日 07時46分59秒 | Weblog
 いわゆる大手渉外といわれる法律事務所では、客室に小型の冷蔵庫が置いてあり、客が自分の好きなペットボトル入りの飲料を選ぶのが一般的になっている。これは、「お茶を淹れる」という事務員の手間を削減するためのものである。それほど、来客に出す「お茶」の問題は大きいのである。
 さて、一般の事務所では、一杯目は日本茶を出し、二杯目はコーヒーを出すところが多いようである。その理由は明らかではないが、どうやら、お茶ばかり出すのは芸がないということなのかもしれない。
 さて、ある事務所では、従来、「二杯目」用にコーヒーを用意していたが、「コーヒーは長持ちしないから」という理由で、事務員が紅茶に変えてしまった。最初は弁護士も納得していたようなのだが、他の法律事務所で打ち合わせをする際、いつも「二杯目」にコーヒーが出てくるのを見て、自分のところの事務員が、単に自分の趣味で紅茶に変えたことに気づいた。
 こんな些細なことも、信頼関係を損ねる原因となるのだろう。
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少子化と大学経営

2012年03月18日 09時53分35秒 | Weblog
18歳人口および高等教育機関への入学者数・進学率等の推移
 これを見ると、18歳人口がピーク時(平成4年)のおよそ3分の2に減っても、大学入学者数は増えていることが分かる。もっとも、入学者数は平成15年から減少に転じたようであり、「定員割れ」の発生・増加が推測される。
 これに対して、大学・大学教員数は減ったのだろうか。いや、そうではない。なんと、国立・私立ともに増えている。
大学 分類別 教員数〔本務者〕(平成15~21年)
 もちろん、この中にはいわゆる「任期付き」の教員も含まれるが、この不景気の中で、しかも、少子化の中で、教育産業は人員を減らすどころか、増やし続けているというのが理解に苦しむところである。
 仮に、文教予算や教員を重点化するとすれば、理工系分野を優先すべきだと思うが、(ロースクールなどの)文科系大学院の強化に見るように、必ずしもそうはなっていないようである。
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「男前」と言われるために

2012年03月17日 08時55分39秒 | Weblog
「男前と言われたい」 宇都宮地裁 初の女性所長 綿引氏、着任で抱負
 責任を部下に押し付けず、きっちりと自分でとるというのが「男前」なやり方だということのようだ。
 そういえば、私もサラリーマン時代、「男前」な上司を2人ほど経験したことがある。概して言えば、学生時代に野球をやっていた人は、チームプレーの精神が血肉化しており、「男前」である確率が高いと思う。今ならば、サッカーということになるだろう。
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マルドメ

2012年03月16日 07時56分12秒 | Weblog
 野口 悠紀雄さんによると、在外公館や国際機関などの海外勤務経験が乏しい財務官僚のことを「マルドメ」(まるでドメスティック)と呼んでいたそうである。
 それはともかく、私は、この3年くらい、海外に出たことがない。その原因は、フェデックス80便着陸失敗事故にある(事故で亡くなった方にあらためて合掌)。
 海外旅行から帰るとき、私は深夜便を使い、朝から仕事に行くようにしている。ところが、3年前の3月、現地で成田行きの便の出発時刻を確認すると、なんと6時間以上遅れると表示されているではないか。理由を聞くと、成田空港の大型機用滑走路で事故が起き、整備のため時間がかかるという。このため、翌日の仕事に遅れるはめになり、迷惑をかけてしまった。ちなみに、成田ではなく、急きょ新千歳空港に下ろされた人もいるという。
 この経験から、私は、しばらく海外旅行をしないことにしたのだが、それがもう3年続いていることになる。
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分裂

2012年03月15日 07時40分04秒 | Weblog
山岸憲司氏と尾崎純理氏(弁護士 猪野亨のブログ)
 なるほど、旧執行部は「ビジネス系」と「左翼系」に分裂していたのか・・・。
 再選挙には、尾崎氏は出馬するのだろうか、あるいは、それ以外の候補も出馬するのか。
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セカンド・オピニオン

2012年03月14日 07時53分16秒 | Weblog
 最近、セカンド・オピニオンを求められることが多いが、悩ましいこともある。
 よく指摘されるのは、「セカンド・オピニオンを求める人の中には、『弁護士ハンティング』の傾向がある人もいる」という点である。これは、医者の世界では「ドクター・ハンティング」として有名な現象だそうな。
 もっとも、法律相談でおかしな助言を受け、不安に駆られてほかの弁護士に相談するケースもある。私が経験したのは、会社紛争で、業務上横領に当たりかねない行為を勧めた弁護士が信用できず、セカンド・オピニオンを求めて相談してきたお客さんがあった。最初の弁護士は登録30年を超えたベテランだが、明らかにおかしな助言をしていたのでその旨指摘すると、お客さんは、「実は、知り合いの弁護士に聞いてもそう言われたのです」と打ち明けた。
 「2対1」となったところで、ようやく解決というわけである。
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タイミングの問題

2012年03月13日 07時47分18秒 | Weblog
追悼式で台湾冷遇、指名献花から除外 首相が陳謝
 台湾の方には申し訳ないが、中国の反発を予防するための措置であることは、おそらく事前に説明してあるのだと思う。

中国国防費、再び2桁伸び率の軌道に 国際社会の懸念にクギ
 話は変わるが、「いかなる国家に対しても脅威にはならない」というところの「国家」には、台湾は含まれていない。常識で考えて、中国の狙いが台湾の武力併合にあることは明らかだろう。
 準備さえ整えば、あとはタイミングの問題ということになる。
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あれから1年

2012年03月12日 07時59分07秒 | Weblog
 東日本大震災から1年ということで、各テレビ局で特集を組んで、津波の映像を流していたが、その中に、災害心理学の専門家による的確な指摘があった。それは、人間は、心のどこかで災害を待ち望んでいるという点である。フロイトであれば、これを「涅槃原理」の一種と位置づけたかもしれない。
 その学者によると、多くの人たちが、津波が迫ってきているのにもかかわらず逃げなかったのは、津波を間近で見届けよう、津波を撮影してみんなに見せよう、などという心理が働いたからだという。実際、間一髪で助かった人物もそのように語っていた。
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