Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

少子化と大学経営

2012年03月18日 09時53分35秒 | Weblog
18歳人口および高等教育機関への入学者数・進学率等の推移
 これを見ると、18歳人口がピーク時(平成4年)のおよそ3分の2に減っても、大学入学者数は増えていることが分かる。もっとも、入学者数は平成15年から減少に転じたようであり、「定員割れ」の発生・増加が推測される。
 これに対して、大学・大学教員数は減ったのだろうか。いや、そうではない。なんと、国立・私立ともに増えている。
大学 分類別 教員数〔本務者〕(平成15~21年)
 もちろん、この中にはいわゆる「任期付き」の教員も含まれるが、この不景気の中で、しかも、少子化の中で、教育産業は人員を減らすどころか、増やし続けているというのが理解に苦しむところである。
 仮に、文教予算や教員を重点化するとすれば、理工系分野を優先すべきだと思うが、(ロースクールなどの)文科系大学院の強化に見るように、必ずしもそうはなっていないようである。
コメント
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