最近、セカンド・オピニオンを求められることが多いが、悩ましいこともある。
よく指摘されるのは、「セカンド・オピニオンを求める人の中には、『弁護士ハンティング』の傾向がある人もいる」という点である。これは、医者の世界では「ドクター・ハンティング」として有名な現象だそうな。
もっとも、法律相談でおかしな助言を受け、不安に駆られてほかの弁護士に相談するケースもある。私が経験したのは、会社紛争で、業務上横領に当たりかねない行為を勧めた弁護士が信用できず、セカンド・オピニオンを求めて相談してきたお客さんがあった。最初の弁護士は登録30年を超えたベテランだが、明らかにおかしな助言をしていたのでその旨指摘すると、お客さんは、「実は、知り合いの弁護士に聞いてもそう言われたのです」と打ち明けた。
「2対1」となったところで、ようやく解決というわけである。
よく指摘されるのは、「セカンド・オピニオンを求める人の中には、『弁護士ハンティング』の傾向がある人もいる」という点である。これは、医者の世界では「ドクター・ハンティング」として有名な現象だそうな。
もっとも、法律相談でおかしな助言を受け、不安に駆られてほかの弁護士に相談するケースもある。私が経験したのは、会社紛争で、業務上横領に当たりかねない行為を勧めた弁護士が信用できず、セカンド・オピニオンを求めて相談してきたお客さんがあった。最初の弁護士は登録30年を超えたベテランだが、明らかにおかしな助言をしていたのでその旨指摘すると、お客さんは、「実は、知り合いの弁護士に聞いてもそう言われたのです」と打ち明けた。
「2対1」となったところで、ようやく解決というわけである。