Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

体罰

2013年03月21日 08時17分39秒 | Weblog
大分の中学校で体罰か 剣道部の外部コーチ
 これはテレビで観たが、どう見ても執拗な「暴行」であり、「人間形成としての指導」ではない。この指導者は、試合に負けた怒りを発散させているか、恐怖心を植え付けたいだけではないか。
 教育委員会は、映像がマスコミに流出した後で初めて「体罰」と認めたけれど、感覚がズレている。
 
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才能の見極め

2013年03月20日 07時43分20秒 | Weblog
 「将棋世界」4月号で、青野照市九段が、「才能に勝る努力なし」という趣旨のことを書いていた。特に、才能のない少年少女はすぐに分かるそうである。一方で彼は、将棋の才能がなかった人でも、他の分野では活躍している人ばかりであることを指摘している。
 この話は、法曹の世界にも当てはまると思う。才能のない人は、1つ2つ起案をさせてみればすぐに分かる。問題だと思うのは、そういう人でも、ロースクールでの成績は決して悪くないということである。
 つまり、「実務家養成」を標榜する機関だが、才能は見抜けないのである。
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怪しげな商法

2013年03月19日 07時44分43秒 | Weblog
負債約174億9300万円!あの「日本直販」も・・・。倒産の深層!!
 10年ほど前のこと。テレビで、ある通販会社が頻繁に「大正琴」の宣伝をしていた。
 私のおばやその友人たちがこぞって購入を申し込んだのだが、誰一人として手に入れることはできなかった。事情を聞いてみると、通販会社からは「予約が殺到して品切れとなっています」という言葉と、「その代わり、○○をお安くご購入することができます」というオマケのようなセールス文句が返ってきたという。
 その後も毎日のように大正琴のCМが流れていたから、不公正な商法だという印象を受けた。
 売上げ拡大のためとはいえ、ずいぶん無理をしてきたものだ。
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エウロパの領有権

2013年03月18日 08時08分12秒 | Weblog
地表から探るエウロパの海
 木星の衛星「エウロパ」には海があるとされている。
 「2010年宇宙の旅」では、なんと中国がエウロパの領有権を主張する場面が出てくる(p102)。
 アーサー・C・クラークには、予言の才能もあるのだろうか。
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職業選択のミス

2013年03月17日 08時12分58秒 | Weblog
 最近、破産管財業務をやっていて、ひとつ感じることがある。それは、「ちょっと大きな事件になると、ひとり事務所では対応出来ない」ということだ。
 弁護士事務所の約7割が、弁護士1名と事務員1~2名で構成される「ひとり事務所」なのだそうだが、それには理由がある。弁護士を志望する人の多くが、組織の歯車として生きることをよしとしない考え方の人だからだ。サラリーマンから転職した私は、この業界を見て、つくづくそう思う。
 そんなこともあって、平均的な弁護士は、やや協調性に欠けるところがある。そんな性格の人が、他人との協調性が必要とされる業務、例えば、大型の破産事件などを遂行するのには、困難が伴う。だから、そのような人は、こうした業務をやるべきではないと思う。
 そういえば、大型の倒産案件に特化した事務所の弁護士は、比較的温厚な性格の人が多いように思う。やはり、他のメンバーとの協働が求められるせいだろうか。
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誰と闘うのか?

2013年03月16日 09時55分15秒 | Weblog
 ここ数年で急成長した、「闘う法律事務士」を標榜する弁護士事務所がある。その事務所は、依頼者のために相手方や裁判所と闘うことを売り物としているそうだ。
 ここで大事なのは、「裁判所」も闘う相手に含まれているところである。これは正しいと思う。
 裁判所が常に味方だとは限らないし、さらに言えば、「正義」とも限らない。これを忘れて、ひたすら裁判所の心証を有利に導く点だけに心を配ると、依頼者の利益を損ねることもある。
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質問取り

2013年03月15日 08時11分01秒 | Weblog
みんなの党議員の質問通告遅れに批判 霞ヶ関中に「無駄な待機」を強いる
 無駄の典型と思える官僚の「国会待機」。記事の件では、システムそのものより、杉本議員の「通告」の遅れが非難の対象となっており、何か的外れの印象を受ける。
 欧米では、官僚が政治家の答弁(さらに質問まで)を作成するシステムはまずないはずで、ここに諸悪の根源があるというのが自然な考え方なのではないだろうか。
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警察と検察

2013年03月14日 07時41分34秒 | Weblog
検察事務官の女、捜査情報を交際中の男に漏らす
 検察庁が警察のガサ入れを受けるとは、検察にとっては屈辱的な出来事だろう。
 それにしても、警察と検察の仲が良くない都道府県は多いようだ。私が修習していたところも、修習の指導担当は常に警察を刺激しないようびくびくしていたし、東京も似たような状況であるのは、弁護士であればだいたい分かる。
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なめるな

2013年03月13日 07時52分23秒 | Weblog
「声優なめるな」ベテラン声優が元AKBに忠告
 声優と言う職業は、非常に人気が高いけれども、長く活躍するのは大変だ。
 サザエさんの波平役などで活躍している永井一郎さんクラスの声優でも、一時期は「年収164万円」という時代もあったほどである(磯野波平ただいま年収164万円)。千葉繁さんのような、アドリブで長いセリフが作れるような才能も、生き残るためには必要かもしれないが、元AKBにそのような才能があるのだろうか。
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ダニの生活

2013年03月12日 08時16分32秒 | Weblog
市場の秩序学(ちくま学芸文庫)

 読み進んでいくうちに、面白かったのが、ユクスキュルによる「ダニの生活史」の研究のくだり。
 ダニの行動は、次のようにプログラムされているらしい(p333)。
(1)気をよじのぼり、枝の先まで進め。
(2)待機せよ。
(3)酪酸の匂いがしたら、脚をはなせ。
(4)衝突を受けたら、歩きまわれ。
(5)温かいところがあるか、あれば次へ進め。なければ(1)へ戻れ。
(6)止まって膜に口器を突き刺せ。

 私が感心したのは、血液を持った生物を「酪酸の匂い」という記号で代表させているところ。要するに、外界を単純化することによって、生存をしやすくしているところだ。
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