<マンション傾斜>データ改ざんの「なぜ」 社長の説明は
「横浜市都筑区のマンションのくい打ち作業は2チームを投入。うち1チームについて、契約社員がリーダー役を務め、その下で旭化成建材の下請け企業の7人が作業に従事した。このチームが担当したくいに改ざんがあった。この点について、7人は契約社員と同様に、「支持層に当たった」と説明。ただ、旭化成の幹部は「その信ぴょう性を含め、まだまだわからない」と話し、調査が長期化する見通しを示唆した。」
数多くの建築紛争を見てきたが、経営状況が悪く、余裕のない業者による手抜き工事が結構多い。しかも、倒産したりすると、是正工事は大変である。
気になったのは、くい打ち施工を実際に管理していたのが契約社員だったことで、その上の責任者(おそらく正社員)はデータだけチェックしていた可能性がある。
この構図はいろいろなところで見られる(例えば、粉飾決算を行う企業と、それを見て融資判断を行う銀行)。性善説を前提として成り立っているシステムだから、実態とデータを突合する作業がなければ崩壊する可能性がある。
「横浜市都筑区のマンションのくい打ち作業は2チームを投入。うち1チームについて、契約社員がリーダー役を務め、その下で旭化成建材の下請け企業の7人が作業に従事した。このチームが担当したくいに改ざんがあった。この点について、7人は契約社員と同様に、「支持層に当たった」と説明。ただ、旭化成の幹部は「その信ぴょう性を含め、まだまだわからない」と話し、調査が長期化する見通しを示唆した。」
数多くの建築紛争を見てきたが、経営状況が悪く、余裕のない業者による手抜き工事が結構多い。しかも、倒産したりすると、是正工事は大変である。
気になったのは、くい打ち施工を実際に管理していたのが契約社員だったことで、その上の責任者(おそらく正社員)はデータだけチェックしていた可能性がある。
この構図はいろいろなところで見られる(例えば、粉飾決算を行う企業と、それを見て融資判断を行う銀行)。性善説を前提として成り立っているシステムだから、実態とデータを突合する作業がなければ崩壊する可能性がある。