Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

チェック体制

2015年10月21日 07時48分59秒 | Weblog
<マンション傾斜>データ改ざんの「なぜ」 社長の説明は
 「横浜市都筑区のマンションのくい打ち作業は2チームを投入。うち1チームについて、契約社員がリーダー役を務め、その下で旭化成建材の下請け企業の7人が作業に従事した。このチームが担当したくいに改ざんがあった。この点について、7人は契約社員と同様に、「支持層に当たった」と説明。ただ、旭化成の幹部は「その信ぴょう性を含め、まだまだわからない」と話し、調査が長期化する見通しを示唆した。」

 数多くの建築紛争を見てきたが、経営状況が悪く、余裕のない業者による手抜き工事が結構多い。しかも、倒産したりすると、是正工事は大変である。
 気になったのは、くい打ち施工を実際に管理していたのが契約社員だったことで、その上の責任者(おそらく正社員)はデータだけチェックしていた可能性がある。
 この構図はいろいろなところで見られる(例えば、粉飾決算を行う企業と、それを見て融資判断を行う銀行)。性善説を前提として成り立っているシステムだから、実態とデータを突合する作業がなければ崩壊する可能性がある。
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客層

2015年10月20日 07時44分55秒 | Weblog
若い女性が行列…18禁「春画展」芸術かわいせつか
 「春画は、性器部分が露骨に描かれていることもあり、刑法175条の「わいせつ」物にあたる懸念がある。警視庁にも事前に相談した上で、年齢制限を設けた。浦上氏は「個別の作品に対する(わいせつの)判断は求めなかったが、『やり過ぎないように』との忠告があった」と明かす。」

 客層の問題もあると思う。
 若い女性客が多いと、芸術鑑賞という性格が強くなり、警視庁も手を出しづらくなるのではないかと想像する。
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100回忌

2015年10月19日 07時37分32秒 | Weblog
7人死亡「三毛別ヒグマ事件」100年、北海道・苫前で追悼法要
体重400キロのヒグマ捕獲 なぜ巨大化?
 だんだん気温が下がってきて、動物の中には冬眠の準備を始めるものもあるが、体重の40%相当の脂肪を蓄えるためには、相当量の食事をとる必要があるだろう。
 そういえば、今年は「三毛別(さんけべつ)ヒグマ事件」から100年になるという。7人の犠牲者の方に合掌。
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恩赦

2015年10月16日 08時29分20秒 | Weblog
マレーシア、邦人元看護師の死刑確定 覚せい剤持ち込む 「頼まれて荷物を運んだだけ」の主張通らず
 「竹内被告は「頼まれて荷物を運んだだけで、中身を知らなかった」と一審から無罪を主張していた。今後、マレーシア国王の恩赦を求めるとみられる。」

 4キロという量、バッグの底に隠す手法、頻繁な渡航歴、4個の携帯所持などという事実が不利に作用したかもしれない。
 考えてみると、恩赦という制度は便利だが、国によっては、裏で金が動く可能性もあるのではないかと思う。
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業界と予備校の協力

2015年10月15日 07時49分24秒 | Weblog
会計大学院 学生が来ない

 公認会計士の業界も、やはり状況は深刻である。何しろ、「合格しても仕事がない士業」の代名詞になってしまったからである。
 ただし、「待機合格者問題」については、業界の工夫により解消に向かいつつあるようだ。

なぜ弁護士は腐り,公認会計士は腐らなかったのか?(黒猫さんのブログ)
 「公認会計士の待機合格者問題は解消に向かいつつあると言われていますが,これは会計大学院側に,「実務経験を受けさせる機会のない合格者がいるのなら,会計大学院で勉強することにより実務経験に代えることを認めよう」などとする動きがあり,待機合格者問題を解消しないと会計大学院に付け入る隙を与えてしまうので,大手監査法人等が待機合格者を雇って本業とは関係のない単純作業を行わせ,形式だけ2年の実務経験要件を満たすようにしてやる,といった措置を採っているからです。」

 なお、公認会計士の場合、「会計大学院修了」が受験資格とされていない(一部科目の受験免除のみ)ため、依然として「誰でも受けられる」試験であり、そのため、予備校が力を保っているようである。
 業界と予備校が力を合わせて業界の崩壊を防いでいるという見方が可能かもしれない。
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ハローホスピタル

2015年10月14日 08時24分07秒 | Weblog
40代の再就職難民を増殖させるハローワークの不都合な真実
 「「仕事が決まらない人に、精神科へ行かせたがるんです。メールでも“こころの相談室”にいろいろ書いて出すと、やはりまず“精神科医を紹介しますから”と返って来る。会社を辞めるときも“うつの疑いがあるから”などと言われ、精神科医(への受診)を勧められた。“心の安定を図ってください”が決まり文句なんですよ」
 仕事が欲しいのに、どこへ行っても精神科医につながっていく。仕事は紹介されないのに、病院への入り口はあちこちにある社会。これでは、ハローワークではなくハローホスピタルだ。」

 「ハローワークも手詰まり」という状況が垣間見える。
 だが、ハローワークに過大な期待を抱くのもどうかと思う。昔からハローワーク経由での仕事は「筋がいい」とは思われていなかったし、職員に特殊なコネやノウハウがあるとも考えられない。「履歴書を送れ」くらいしか言えないのはある意味当然ではないだろうか。
 だが、ハローワークの職員が「精神科医を紹介します」などと言うのであれば、これは職務放棄と言われても仕方ない。
 
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デメリット

2015年10月13日 08時43分33秒 | Weblog
軽減税率:菅氏「2017年4月に導入」民放番組で明言
 「菅義偉官房長官は12日のBSフジの番組で、食料品など生活必需品の消費税率を抑える軽減税率について「2017年4月に(消費税率を10%に)引き上げるので、一緒に導入すべきだ」と明言した。」

 これは税調会長更迭からの流れと言えるが、問題は事業者の負担である。
 大手スーパーなどはいいかもしれないが、中小零細事業者の場合、値札の付け替えやレジスターのデータ入れ直しなどの事務負担が心配される。⇒ 軽減税率のデメリットと問題点【わかりやすく解説】
 それにしても、このところ「政高官低」「官高党低」が続いているが、数年後に揺り戻しが来そうな気がする。
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閉塞状態

2015年10月12日 08時52分58秒 | Weblog
 「すべての労使紛争はパワハラに通ず」というのが、先日のパワハラ研修の講師の言葉であった。
 さて、パワハラが社会問題化した背景には、「職場の人間関係」を重視する労働者の価値観が存在する。だが、かつてはそうではなかった。
 右肩上がりに経済が成長していた時代には、おそらく、職場(内)よりも顧客・競争相手(外)との関係がより重要であり、そのため、相対的に社内の人間関係の重要度は低かったと思われる。
 これに対し、経済成長が頭打ちとなって以降は、外に向けての手詰まり感とは対照的に、成果主義の導入もあり、内に向けてのプレッシャーが強まったように思われる。少ないパイを巡る社内での軋轢も増えただろう。
 こうした閉塞状態をみて、あるロースクールの教授は、学生に「君たちは海外を目指した方がいいよ」とアドバイスしているらしい。
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リコール妨害

2015年10月11日 08時48分01秒 | Weblog
焦点:独VW不正車リコール、米所有者が「妨害」も
 「米国で対象となるVWのディーゼル車が最も多かった3州のうち、一番多かったカリフォルニア州だけがリコールに応じない車の登録更新を認めていない。同州に続くテキサス州とフロリダ州では、そもそもディーゼル車の排ガス基準がない。」
 「カリフォルニア州の場合、リコールに応じなければ車両の登録更新は許可されない。更新は年に1回行われるため、所有者は最大1年間は修理しないで済む。」

 要するに、リコールを強制する手段が乏しい上、安全性にかかわる欠陥ではなく、リコールに応じればむしろ性能や燃費が悪くなるため、所有者にインセンティヴが沸かないということのようである。
 ちょっと驚くのは、カリフォルニア州では、車両の登録更新が1年ごとで、その都度排ガス検査がなされるということ。これは日本では考えられないことではないだろうか。こうした厳しい規制が、VW社の不正の背景にあったのだろう。
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嫌われる理由

2015年10月10日 07時28分13秒 | Weblog
60代「団塊世代」はなぜこんなに嫌われたのか 「付き合いにくい」理由が今、明らかに!
 「団塊の世代が歩いた後は、ペンペン草も生えない」

 私は、サラリーマン時代、イソ弁時代を通じて、団塊世代の人たちに接する機会がふんだんにあった。なので、この記事のように、団塊世代の人たちを「嫌って」いるわけではないけれど、周囲に嫌われる理由はよく分かる。
 強い自己主張・激しい競争意識が顕著で、周囲と衝突をいとわない姿勢が敬遠されることが多い。それに、よく行動し口も達者な人が多いので、部下はいつも右往左往することになる。
 群生本能が肥大化した稀有な世代で、最近の「さとり世代」とは対極にあると思う。
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