Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

異業種対話

2019年10月21日 08時30分49秒 | Weblog
反対の声の中、55万人に恩赦…小林節氏「時代錯誤だ。天皇陛下に成り代わり、総理がお仲間の公選法違反を赦すことになる」
 「「ハグ屋」「えろ漫画家」のピクピクン氏は「僕は国民として陛下が好きだ。その陛下の名の下に犯罪者を赦してしまえば、犯罪者は救われても被害者に救われない。お祝いという大義名分なのであれば、むしろ被害者に何らかの救いを与えることこそ、イメージもセンスも良いと思う」と提案。これに対し、小林氏は「全く同感で、専門家である私が教えられたような感じがする」とした上で、「だからこそ、一見して被害者のいない公職選挙法違反や、スピード違反などを対象に選んでいる。ところがスピード違反は全ての人が被害者だと言っていいし、公職選挙法違反も直接ではないが国民が共有する被害であり、国政の根本が疑わしくなるものだ。分かりにくいから、反発がこないからと思っているのだろう」と指摘した。

 憲法学者と「ハグ屋」の異業種対話が意外にも面白い。
 こういう切り口は、AbemaTIMESかTOKYO MXの「5時に夢中!」くらいしかできないのではないだろうか。
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不協和音

2019年10月19日 08時26分17秒 | Weblog
五輪マラソン札幌開催費は「都と組織委の責任」 菅長官
 「東京都の小池百合子知事は18日の定例記者会見で、15日に大会組織委員会の武藤敏郎事務総長から札幌開催案を説明された際、費用は国が持つと伝えられたとしていた。

 武藤事務総長は元財務事務次官であり、財源の点については当然本省に確認済みとみるのが自然である。
 それにもかかわらず、菅長官は国が費用を負担する案に否定的な見解を示している。
 これは、政権内部の不協和音、つまり、官房長官と財務大臣との見解の不一致を示しているということなのかもしれない。
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野球愛、チーム愛

2019年10月18日 07時52分14秒 | Weblog
元木、野茂の裏で巨人にフラれる/ドラフト回顧録2
 「1968年、当時法大のスラッガーだった田淵監督は、元木同様、巨人を逆指名していたが、19日間も悩み抜き、結局は「野球が好きだから」阪神入りしたいきさつがある。同じ境遇を体験したものとして、自ら口説き落とすつもりだ。

 今年のドラフトは、くじ運に恵まれた下位球団が、注目選手との交渉権を獲得したという印象である。
 このような機会の平等によって、一部の球団に戦力が集中する事態を回避しているわけだから、ドラフト制度には一定の合理性がある。
 他方、選手にしてみれば、意中の球団と交渉が出来なくなる場合があり、そうなると、プロになるか浪人するか(大学野球や社会人野球などに進むか)を選ぶことになる。
 これは、田淵氏が指摘するように、「野球愛」と「チーム愛」のどちらを選ぶかという問題でもある。
 だが、イチローのように、中日ファンだったがオリックスに指名されて同球団に入団し、プロになってからも中日ファンを続ける選手もいる。
 つまり、野球愛とチーム愛を両立させることができる場合もあるわけだ。
 
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静かな増加

2019年10月17日 07時59分39秒 | Weblog
人間として恥ずべきことした 加害4教員謝罪の言葉 神戸・教員暴行

 この事件は、「パワハラの類型」でいえば、「身体的な攻撃」と「精神的な攻撃」に含まれると思うが、最近の相談の傾向としては、こうしたハッキリとしたパワハラではなく、それ以外の類型に属するものがじわじわ増えている印象がある。
 ちらほらあるのが「席を離れたところに設置する」、「一人だけミーティングに参加させない」などの「人間関係からの切り離し」や、書類整理などだけをやらせるなどの「過小な要求」である。
 要するに、ハラスメントの隠微化ともいうべき現象がひろがっているように思えるのだ。
 
 
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平和な光景

2019年10月16日 07時08分59秒 | Weblog
多摩川の緑地、利用めど立たず でも「河川敷のおかげ」
 「首都圏を流れる多摩川が台風19号の影響で氾濫(はんらん)した。広大な緑地を抱え、都会の憩いの場だった河川敷は、水は引いたものの一面泥だらけ。台風通過から3日が経った15日になっても流木やごみが散乱し、利用できるめどは立たない。

 当分の間、多摩川の河川敷で野球、サッカーやテニスなどに興じる人々を見ることはできない。
 私のお気に入りは、東横線から眺める休日の多摩川河川敷の光景で、「平和」という言葉から真っ先にこの光景を思い浮かべるほどである。
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ノルマ廃止?

2019年10月15日 08時11分44秒 | Weblog
三井住友銀行の個人営業ノルマ廃止に思う(「銀行員のための教科書」より)
販売目標がなくなったとしても、預かり資産残高の増加という新たなノルマが生まれるだけである。お客様が資産運用によって残高を増やしていくことが目的だったはずだが、他金融機関から預け代えてもらった方が効率が良い。結局は「お願い営業」とでも言うべきものが横行する。

 これを読んで、私は全く他人事ではないと思った。
 「少ないパイの奪い合い」は、おそらく多くの業界でみられる現象だろう。
 そのような業界では、上の記事にあるような、「預け代え」の「お願い営業」のようなものが横行しているのではないだろうか。
 
 
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恒例行事

2019年10月14日 08時27分29秒 | Weblog
ノーベル文学賞の選考に批判=ハントケ氏受賞決定で
 「授賞発表後、ミロシェビッチ政権下で弾圧されたイスラム教徒のアルバニア人が多い国々から批判が噴き出した。アルバニアのラマ首相はツイッターを通じ「ノーベル賞のために吐き気を覚えるなんて考えられない」と強い調子で選考に抗議した。コソボのサチ大統領も「授賞の決定は多数の(弾圧)犠牲者に甚大な痛みを与える」と批判している。

 ノーベル賞の「政治化」が進んでいるようで、選考にあたっては作家の政治的発言も考慮要素となるようだ。
 だが、プロコフィエフの音楽について、ソ連による庇護を理由として批判する人がほとんど見当たらないように、作品そのものは作家・作曲家とは一応分離するというのがあるべき芸術の観方と思われる。
 そういう観点からは、ノーベル文学賞選考機関に対する批判は筋違いという気がする。
 ところで、ノーベル文学賞といえば、毎年のように日本国内で催されていた恒例行事が、なぜか今年はなかった。
 これはこれで少し寂しい気がする。
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上昇気流

2019年10月13日 09時44分55秒 | Weblog
台風19号 箱根で1000ミリ超え
 「神奈川県箱根町では降り始めからの雨量が1000ミリを超えました。引き続き、大雨による土砂災害や川の氾濫など、厳重に警戒して下さい。

 台風の湿った風が山にぶつかり、上昇気流を生じさせて大量の雨を降らせたということのようだ。
 箱根の険しい地形は、上昇気流の発生に格好の条件をもたらしたのだろう。
 
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第二の人生

2019年10月12日 10時43分07秒 | Weblog
養育費、遺言…揺らぐ公証制度の信頼 効力失うケースも 国はミス件数公表せず「聖域化」
 「椛島氏らは地方法務局が年に1回、公証役場に行う立ち入り調査の記録を情報公開請求し、開示された03年度分を分析した。それによると、全国552人の公証人のうち、59%に当たる329人がミスを指摘されていた。1126件のミスのうち672件が公正証書関連で、印鑑証明と公正証書の印影が違うといった単純ミスも目立ったという。

 公証人は、ほぼ裁判官出身者か検察官出身者で占められているといわれ、彼らの第二の人生ともいえる。
 確定日付の付与などの単純な事務も多いようで、事務所に行っても、のどかな雰囲気が漂っているところが多い印象である。
 上に引用した記事にあるように、ミスが多いのは、退官後の年配の方たちが業務を行っているということもあるだろうが、検察官出身者が民事・家事関係の業務を行う点にもあると思う。
 いわゆる「赤レンガ組」(法務省で立法等を担当する検事)は別として、捜査・公判を主に担当してきた検事にとって、おそらく公証人の業務は畑違いではないかと思われるのである。
 
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シャッター

2019年10月11日 07時12分56秒 | Weblog
秋は台風が多い季節
 「一昔前までは「台風が来る」という天気予報が流れると、強い風に備えて早めに雨戸を閉めたり、むき出しのガラス窓に雨戸代わりに板を打ち付けたりといった光景が見られました。雨戸は強い風からガラスを守ってくれますが、マンションなどの集合住宅にはほとんど雨戸がついていません。

 最強クラスの台風が上陸するというので、その対策が問題となっているが、集合マンションには弱点が存在する。
 それは、「雨戸(シャッター)がついておらず、ガラスがむき出しになっている」という点である。
 一戸建ての家には、ガラス窓の外に雨戸がついているものが多いが、これは当然台風対策の意味合いがある。
 ところが、集合マンションには通所う雨戸がついていないため、飛散した物体によってガラスが割れる被害が多く出てしまう。
 ちなみに、風速50メートルクラスになると、網戸も風で吹き飛ばされ、空中を舞うことがある(これは私が実際に見た光景である。)。

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