手作り相談所

ハンドワーククラブにて。

この頃のハンドワーククラブは実に個人対応。
自分の作りたいもの、修理したい物を持ってきて私はそれに知恵と少しの手を貸す。
ちょっとした手作り相談所。

湯たんぽで火傷をしないようにカバーを作りたい。
→分厚い古着のフランネルのシャツを使ってカバーを作る。
　ミシンは無いので手で一針ずつ縫う。それも本返し縫い。
　針を持ったことも殆ど無いのではじめはぎこちないけど
　そのうちにリズムを習得してぐいぐいと縫っていく。
　紐を買うのを忘れた！じゃあ作りましょう。

　羊毛を少しずつ引き出してそれを手で撚る。太ももに押し当ててぐいぐいと。
　それを布に合わせて3色作り、三つ編みに編んでいく。
　長い長い三つ編み。三つ編みも慣れていないので
　「白、赤、青…。」とつぶやきながらひたすら三つ編みの世界に入って編む。
　紐が出来たら石鹸液をかけて縮絨。しっかりとした紐が出来上がります。

　紐を通して出来ました。これで今年の冬は安心。

　　　　　　　

このほかにも
ICレコーダーケース。（入れるものは見たことないんだけど。作りました。）

　　　　　　　

後は断酒会のバッジ

お孫さんにベストを編んであげたい女性とデザインや糸の相談。

この前、娘さんにもらった大切な綿のジャケットにしみを付けてしまったと
ハンドワーククラブで染めをした方が見せに来てくれました。
ちょっとむらになっていてそれがまたかっこいい。
色も彼女に合っています。
大切な物がまた蘇ったととても喜んでいました。

朝から夕方ゆっくり時間が取れるようになってよかった。
いろんなことをしているけれど、忙しくはなく充実している。
みんなが自分の暮らしの中で活かせる小さな物を自分の希望で創り上げていけることは
本当にすばらしいと思う。