季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

姫路城

2008-02-07 22:13:32 | 暮らし Daily life
姫路城に初めて行きました。
仕事に行く時、JRに乗っている外国の人と話していて行き先を尋ねてみると、殆ど「姫路城」と答える。
前々から行きたかった所。

日本で一番初めに世界遺産に指定されたそう。その上、国宝。
お堀にいる鳥も白い!カモメかな?きれい。いちめんに飛ぶ様が壮観。

       

橋を渡って門をくぐって坂を登って、どんどんお城に近づいていく。
美しい!白鷺城。

           

地面の滑り止めが瓦でできている。人がやった仕事だ。並べ方とかこの工夫。
見るとうれしくなる。

       

側溝も瓦で。

       

今までいろんなお城を見てきたけれど、姫路城は実に偉大。
もう文句なし、世界レベル。ノイシュバンシュタイン城か姫路城かってくらいだ、きっと。
来ている観光客の8割が外国の人だった。

外から見たら華やかで繊細で美しい。装飾も形も。
中に入ってみたらまさしく要塞。質実剛健。
昔のままの木の床、木の壁。暗くて天井が低くて階段がハンパないほど急。
広い。かっこいい!

天守閣からも美しいかわらの技が惜しみなく。

       

門の戸。こんな風に丈夫で機能性に優れたデザインの美しいものが、私にとってはとても魅力的だ。

           

ここに羽柴秀吉がいたのか、武士たちが戦いの準備をしていたのか、見張っていたのか…、と思うと背筋がジンとする。

お城を出て近くの「姫路城なびポート」という所に行ってレンタサイクルをする。
無料で借りれます。
ちゃんと整備されていて乗りやすい。
ちょっと寒かったけど、自転車で平らで広い歩道をグイグイと漕ぐのは楽しい。

市立美術館では印象派の絵画を堪能し、県立歴史博物館では文化的な資料を見た。
途中で放送が入った。
「十二単の体験ができますので、ご希望の方は1階においで下さい。」
私は行かなかったんだけど、後で行ってみたら男性が鎧兜を着ているところだった。かれは黒人。着物から着ていくんだけど、とってもうれしそうだった。
ちゃんと熊の皮の靴も履いて手甲も付けてたくさんの鎧の部分を紐で結び付けて。
最後に兜を被って刀を持つ。
すごくカッコよかった。初めて見た。実物大の兜。目の前で着ている姿。
25キロの重さがあるそう。これを付けて戦うなんて昔の人は強い、すごい。

ちょっと雪が降る中をまた自転車で帰る。
評判どおりの美しいすばらしいお城でした。
姫路城。世界中から人々が集まってくるのもわかる。



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