栗の渋皮煮

出来ました。そして食べたら美味しかったです。
砂糖を控えめなのであまり甘くないけど、それで充分。栗の味がする。
重曹って硬い皮を柔らかくしてはがれやすくしてくれるらしく、途中で一回ブラシで擦ったらすぐに柔らかい渋皮だけ残りました。
日にちが経って少ししなびていたのが水に漬けて茹でるうちにふっくらとしてきたのも良い所。

　　　　　　　

今まで面倒だと思ってたけどやってみるもんだな。
こういう「ずっと頑張ってなくてもちょいちょい手を入れてやるだけで出来る仕事」が結構好きだと思う。

この茹でこぼした汁で羊毛を染めてみた。クックパッドに何か染めたって載ってたから。
さあ、染まってるでしょうか？冷めるまで触らない。我慢我慢。

　　　　　　　

Maroon

剥いた栗を重曹を入れた水で茹でこぼす。何回も。あく抜き。
その時に「ああ、これかあ。見つけた！」って思った。

Maroon　マルーン

ハリーポッターの中でロンが毎年お母さんに手編みのセーターを貰うんだけど、その色がMaroon。
私はそれをワインレッドにちょっと茶色を足したみたいな色だと思って読んでた。
外国の通販カタログで見たことある。
そしたらハリーポッターの日本語訳の本で「栗色」って出てる。
日本語で栗色って言ったら薄い茶色のイメージがある。
違うよなあ、と思ってた。でも字面から言うと栗っぽい。それでなんでかな？ってずっと思ってました。そうしたら見つけた。皮を剥いて煮た時はこの色になる。まさしくMaroonマルーンです。
辞書で今チェックしたら「えび茶」ってあった。
写真ではあまり微妙な色合いが出てないけどそれそのもの。本当はもうちょっと赤っぽい。

　　　　　　　

煮た時の色かー！！そんなのやってみないとわからないよなあ。
この年になっても新しくわかることがあるって面白いと思う。