季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

くらくらするほど

2011-11-13 19:41:42 | 暮らし Daily life
ここ数日はめくるめく日々。
いきなり知り合いのイタリア家庭料理レストランに食べに行ったり、
高校のクラブを見に行ったり、
あと2週間で南極観測隊に出発するって人に会ったり、

今日は大学時代にバイトをしていた中華料理屋さんのマスターとママの家に行った。
私には「母的」な存在が何人かいるけど、実際にママと呼んでいるのは彼女だけだ。
ママは今年の2月にすい臓がんの末期で3か月の命と言われてもう11月。聞いてすぐに行くことにした。

お家に行くのは初めて。マスターの手料理を食べさせてくれると言うので楽しみにしていた。私が世界で一番おいしいと思う中華料理。

前菜が棒棒鶏

       

見事な北海道直送のボタンエビで作ったチリソース煮。これは店でも見たことないくらいすごい。量も多い。食べ放題に食べる。贅沢!

       

日本産のマツタケたっぷりのマツタケご飯も頂いた。こんなの初めて食べた。

       

その他てんこ盛りでご馳走が並ぶ。どれもこれも美味しくたくさん食べてたくさん話した。

どんな様子かと心配したけど、なんとさっさか動いて何でも食べて元気そうだった。不思議だ。
いろんな出会いやタイミングなど折り重なって今の幸せと元気があるらしい。
居る間何度も「私は幸せだ」って言ってた。

しっかりゆっくり話して、お暇しようとすると「平城宮址まで歩こう!」って言われて散歩した。ママはお昼寝。

奈良の風景、池と水鳥。

       

大極殿、夕日に映えてそれからだんだん暗くなってライトアップされるその過程をゆっくり味わう。

       

広い広い平城宮址を歩いていると夜の闇って降りてくるものだなあと思った。帳が下りるっていうなあ。
大阪ではせせこましくてそれを感じることが出来ない。悠久の時を超えてその現象が起こってきたことを実感できるような場所だ。

ママとマスターにはまた近いうちに会いに行きたい。ちょうど奈良に行きたいと強く思っていたところだったので、いいタイミングだ。計画しよう。
Comments (2)
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