季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

スリランカンナイト

2012-09-02 21:09:08 | 食べ物 Eat
二日しっかりと休んで、むくむくとやる気が起きる。こういう時は大体料理をしっかりする。
ずっと食べたかったスリランカ料理を本腰を入れて作ることに。
この頃息子の食が細い。元々だけど、たぶん暑いのと受験勉強の大変さと学校が始まったしんどさととかいろいろ。それでこれだったら食べるだろうって。それくらい好き。

まず出来たのは、サクラエビのふりかけとポル・サンボーラ。これらは外せない。めちゃ美味しいです。ご飯に合う!

       

向こうのはチキンカリー。初めは南インドのにしようと鶏肉を買ったんだけど、今ヨーグルトがないことに気付いてスリランカのに。初めて作る。手前のはこの前ロシャンに作って貰ったジャガイモのカリー。初めはシャバシャバでこれを煮ていくと出来る。

       

なんとなんと5種類もの料理が出来ました。なんとなんと2時間半台所に立ちっぱなし。
前に外科医でマラソンランナーの人の話で「特に練習はしていません。毎日のオペで十分な体力がついているみたいです。」って言ってたけど、この料理で立ちっぱなしでも体力つくかなあ?

特筆すべきは手前のオクラのテルダーラ。材料が、オクラ・トマト・玉ねぎ・赤唐辛子・青唐辛子、それに鰹節と梅干って日本人の口に合わないわけない。

       

皿に取り分ける。まだまだあります。明日も食べる。スリランカの料理は日持ちするので有名らしい。

       

自分の皿に全部を盛り付ける。こうやって乗せて、初めは単品の美味しさを味わって、だんだんどれもが混ざって得も言えぬ味の多重ハーモニーが出来上がってお口の中がすばらしいオーケストラになって行く。

       

おいしかった~!息子もよく食べた。お替りしてた。良かった~!
スリランカ料理って食べてる時もだけど、食べ終わっても良い香りが自分からしてきてそれがより幸せを呼ぶ。
この前読んだ「食堂かたつむり」(何回読んでも良い!)ってのの付録短編のチョコムーンって言うのの最後に「本当は、人は好きな人のそばにいられて、その人とささやかでも愛のこもったおいしい食べ物が食べられれば、幸せなのかもしれない。その二つさえあれば、醜い争いもイジメも戦争も、おこらないかもしれない。」ってあったけど、そうかも。私もそう思います。
幸せー。

食堂かたつむり (ポプラ文庫)
小川 糸
ポプラ社
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする